今回は、いつもはあまりご紹介しない、メンタルヘルスに関係する勉強会を2つご紹介します。
こういう勉強会は実は頻繁に開催されているのかもしれませんが、無料で参加できる興味深い勉強会があったのでご紹介します。

救急の現場ですぐに役立つAddiction Medicineのキホン
まずご紹介するのは、Addiction Medicine(依存医学)の勉強会です。
救急外来には、アルコールをはじめとする様々な薬物依存の方が来院されることがあります。
対応に苦慮している人も多いのではないでしょうか。
開催概要
- 日 時:10月7日(金) 19:30~20:30
- 講 師:園田 健人 先生(Saint Louis University/Assistant Professor)
- 対 象:スタッフ医、救急外来でのコメディカル、後期研修医、初期研修医、医学生などAddiction medicineに関わる全ての医療職種
- 開催方法:Zoom
- 費用:無料
- 申し込み方法:こちらのフォームに入力をお願いします。
講師の先生からのメッセージ
医学知識を基本的に必要とせず、救急外来でAddiction medicineに関わるすべての医療従事者に通じずる様な内容にできたらなと考えております。
Addiction medicineは非常に奥深い分野であり、コメディカルや医学生にもぜひ、興味を持ってもらえたらなと思っております。

災害時のメンタルヘルス支援
続いてご紹介するのは、日本医療政策機構が世界メンタルヘルスデーに合わせて開催するセミナーです。
ちょっと長いタイトルで、メンタルヘルス政策プロジェクト 災害メンタルヘルス公開シンポジウム「災害時のメンタルヘルス支援~応急対応から継続対応に向けた支援者連携のあり方~」、が正式名称です。
地域住民やメンタルヘルス当事者の視点から、災害フェーズの移り変わり、特に応急期から復旧・復興期における連携の課題に焦点を当ててディスカッションがなされます。

開催概要
- 日時: 2022年10月10日(月・祝)13:00-15:00
- 形式: オンラインと会場のハイブリッド開催
- 会場:コモレ四谷タワーコンファレンス(東京会場)
- 参加費:無料
内容(一部抜粋)
- 基調講演1「災害時メンタルヘルス支援の特徴と特殊性」
原田 奈穂子(岡山大学 ヘルスシステム統合科学学域 教授)
- 基調講演2「災害時メンタルヘルス支援の実態と課題~応急期から復旧・復興期への移行に焦点をあてて~」
辻本 哲士(全国精神保健福祉センター長会 会長)
- 基調講演3「災害時の多組織連携~官民連携の実態と課題~」
木脇 弘二(全国保健所長会 熊本県八代保健所 所長)
申し込み方法や詳細はこちらの公式ホームページをご確認ください。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。