昨年、社会的共通資本について考えることがありました。
その第一人者であり、日本人で一番ノーベル経済学賞に近かったとされる宇沢弘文さんの著作も何冊か読みました。
が、なんせ結構むつかしい・・・
今回、その宇沢弘文さんの著作を読み込む勉強会が開催されます。

社会的共通資本って?
人の命といった大切なものをお金に換算しない経済学ともいわれています。
ソーシャルキャピタルと表現されることもありますが、厳密にはことります。
カタカナのソーシャルキャピタルで扱うのは、人と人のつながりであったり、地域の助け合い、のようなイメージです。
一方の「社会的共通資本」ではその範囲が、空気・水といったものや、下水道・水道などのサービスまで広がっています。
SDGsという考えが広まるなかで、今再び注目されています(というのが私の理解)

社会的共通資本を読み込む
主催は京都大学 人と社会の未来研究院 社会的共通資本と未来寄附研究部門です。
社会的共通資本をより深く理解し、実践につなげるために、宇沢弘文さんの著書や社会的共通資本に関連する本を様々な角度から読む、6回シリーズの勉強会が開催されます。
今回とり扱うのは「自動車の社会的費用」です。

シーズン1・第1回 ゲスト 佐々木 実さん
開催概要
- 日時:2023年2月28日(火) 19時~20時30分
- 参加費:無料
- 実施方法:東京での対面開催+オンライン配信
※東京会場:京都アカデミアフォーラムin丸の内
(新丸の内ビルディング10階) - 対象:どなたでも参加可能
第2回は3月下旬に開催が予定されているようです。
申し込みはこちらのサイトからお願いします。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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