本日ご紹介するのは、専門診療科に関係なく参考になる勉強会です。
1つは、トリアージの勉強会。こちらは救急現場だけではなく、災害現場でも使うスキルです。
もう一つは産業医療。自分が患者さんになりうるので、専門性によらず知っておくといい勉強会です。
どちらも無料・オンラインで参加できます。

第41回藤田プライマリケアスキルズWeb開催
藤田医科大学 総合診療プログラムが主催する勉強会。
今回のテーマは「トリアージ」です。
トリアージとは、バイタルサインの評価、患者の症状から想起すべき疾患の鑑別など、患者の重症度に基づいて治療の優先度を決定することです。
今回はそのトリアージを救急医の坂本壮先生から学びます。
開催概要
- 日時:令和4年 7月15日 (土)19:30~
- 開催方法:zoomウェビナーによるオンライン開催
- 費用:無料
- 対象:総合診療に興味のあるすべての研修医、医師、医学生、医療従事者
- 申し込み期限:令和4年7月14日(金)AM12:00 ( 定員に達し次第、募集を締め切り)
内容
「トリアージから学ぶ 重症患者の見抜き方」
講師:坂本壮先生(国保旭中央病院 救命救急センター)
申し込みはこちらのフォームからお願いします。
詳細は公式ホームページをご確認ください。
第29回総合診療セミナー in お茶の水(産業衛生)
東京医科歯科大学総合診療科が主催するセミナーです。
今回のテーマは「産業衛生」
自分事、として考え学びたいテーマです。

開催概要
- 日時:7月28日(木) 19時~20時30分
- 開催方法:ZOOMでのオンライン開催
- 対象:総合診療・地域医療・総合内科に興味のある、すべての医療職種
- 参加費用:無料
- 事前登録必要
内容
- テーマ:あなたが病院にかからないために ― 今日もご安全に ―
- 講師:秋田恵一先生(東京医科歯科大学 臨床解剖学分野 教授)
講師の秋田先生からのコメントです。
私たちの身の周りには、様々な危険が潜んでいます。法律・法令などの基準に従うことはもちろんですが、
実際に現場で活動している人々の行動の中に、危険を回避するヒントはたくさんあるはずです。
観察をすること、常識を疑うことという解剖学の研究の手法が、現場を見る目に生きると感じています。
今回は、私が専門外である産業衛生にどうして興味を持ったか、そして3管理・5管理の考え方が、
産業衛生のみならず、研究や教育活動にどのように結びつくかについて、私の経験を話したいと思います。
申し込み方法などの詳細は、公式ホームページをご確認ください。
〇産業衛生を取り扱った書籍です
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。