今回ご紹介オンラインセミナーは
1つめ:忙しい臨床医が研究&論文執筆をする方法(無料)
2つ目:研究では避けては通れない交絡についてのセミナー(有料だけどオンデマンド配信あり)
です。
どちらも有益なセミナーだと思いご紹介します。

亀田流 忙しい中で臨床研究を行い論文を書く方法
このブログでも臨床研究についての情報をお伝ええしていますが、日常臨床と研究を同時で進めていくのはかなり大変です。
それを実践している、亀田総合病院呼吸器内科の中島 啓 先生によるlectureです。
タイトルは「亀田流 忙しい中で臨床研究を行い論文を書く方法~研究の意義,はじめの一歩から実践まで~」
医師の転職などをサポートしている民間医局が運営する「民間医局コネクト」が主催するセミナーなので、会員登録が必要になります。
「研究してみたいけど時間がないよ」「どこから始めたらいいかわからない」という人におすすめのセミナーです。

開催概要
- 開催日時:12月7日(水曜日)20時~21時
- 費用:無料
- 開催方法:オンライン
- 対象:臨床研究に興味がある初期研修医、後期研修医
内容
忙しい臨床の中でも臨床研究を行うことの意義、モチベーションの維持、はじめの一歩から実践までを解説。
参加した医師が、明日から臨床研究を始めたくなり、研究の実行につながるようなレクチャーです。
とのことです。
申し込み方法などの詳細はこちらをご覧ください。
〇中島先生が執筆した書籍です
第6回臨床疫学セミナー:交絡のはなし
これまでも何回かご紹介してきた臨床疫学推進機構が主催する「臨床疫学セミナー」

有料ではありますが、オンデマンド配信があり繰り返し視聴できることと、わかりやすい資料も配布されるので、何度か参加しています
第6回の今回は「交絡」についてです。
交絡はデータ分析では避けては通れないテーマです。
その一方で、勉強するのも難しい領域・・・
研究を行う多くの人にとって有益なテーマだと思ってご紹介します。

開催概要
- 日時:2022/12/17 (土) 11:00~12:10
- オンデマンド配信: 2022/12/24 (土) ~2023/1/23(月)
- 場所: Zoom
- 演者: 芝 孝一郎(ボストン大学)
- 参加費: 参加費: 3000円 (学生: 500円)
- 参加登録: https://icer06.peatix.com (登録〆切: 12/16 (金) )
内容
- どのように調整すべき変数を選択すればよいかわからない
- どんなに頑張っても未測定交絡があるから因果推論は無理だと絶望してしまう
- 交絡除去のための手法がありすぎてどれを使えばよいかわからない
そのような悩みに応えるべく、実際のデータ分析において交絡と向き合う際の現実的な考え方について解説します。
〇論文を読みながら統計の知識を学ぶのも実戦的ですね
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。