京都観光

京都の年末の風物詩、南座の顔見世(市川團十郎襲名披露):夜の部編

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

京都の年末の風物詩、南座の顔見世に行ってきました。

夜の部、昼の部を別々の日に観劇しました。

2回に分けてご紹介します

今年の顔見世は襲名披露興行

京都南座の12月の歌舞伎興行は、「顔見世」と言われています

東京で活動している役者さんも多くきてくれるので、役者さんも多くて舞台も華やか(なので、チケット代金も高い)

今年は、その顔見世が「市川團十郎白猿の襲名披露興行」となったこともあり、さらに華やかな舞台となりました。

チケット入手も大変

顔見世+團十郎の襲名披露が重なる→チケット入手は困難!

有料会員なら一般販売に先駆けて購入できるのですが、そういうお金は支払いたくない・・・

なので思った私は、販売当日にインターネット経由で頑張りました。

発売開始と同時にネットに繋がったのですが、すでに売り切れているランクの席もあってびっくり

なんとか、チケットをゲットしました。

結局、初日を迎えてからしばらくして、全ての日程・ランクのチケットが売り切れ

こういうことは南座の顔見世でも何十年ぶりとのこと。

人気の凄さを感じました。

顔見世興行がより楽しくなる!歌舞伎初心者さんへの南座案内(お出かけ前に是非読んでほしい!)吉例顔見世興行が行われている京都南座。初めて行く方に、顔見世を何倍も楽しむことができる南座のポイントをお知らせします。...

夜の部

まず、夜の部に出かけました。

舞妓さんや芸妓さんもいて華やかな雰囲気でした

仮名手本忠臣蔵 衹園一力茶屋の場

南座の顔見世は討ち入りがあった12月ということもあり、南座の顔見世では忠臣蔵の演目が上演されることが多いです。

私が見に行ったのはちょうど討ち入りがあった12月14日

この演目は、これまでも見たことがあり、舞台も祇園ということもあって親しみを感じます。

内容は「主君の仇討ちのために、みんな自分を犠牲にして頑張る」という感じ

今の時代からは、どうしてそこまでするのか理解できないし、女の人は秘密をバラすという前提だし、自分にとって有益出ない人の命が軽く扱われていてあまり面白くはないけど、まぁ歴史を面白おかしく描かれているんだろうなぁ、と思ってみていました。

主演をしていた片岡仁左衛門さんの演技を今年も南座で見ることができてよかったです。

口上

続いては、市川團十郎と市川新之助の襲名披露口上

びっくりしたのは、ずらっと並んだ歌舞伎役者たち

20人近くいたんじゃないかな

これだけたくさんの人が並んだのは初めてみたかもしれません

そしてもう一つびっくりしたのは、それだけ多くの歌舞伎役者が舞台の上にいるにも関わらず、声を発したのは襲名する市川團十郎・市川新之助の2人と、それを披露する片岡仁左衛門・中村梅玉の2人だけ、ということ

何も話さないのに、袴をつけて、髷をゆって、座ってまつ

襲名披露のチケット代金が高くなるのは仕方がないかな、と思いました。

最後に、これを見ると寿命が伸びるという市川團十郎の「睨み」があって、口上は終了

少し寿命が伸びたかもしれません

仁左衛門さん・梅玉さんと先代の団十郎さんとのつながりを感じる口上でした

父親や祖父のような気もちで、新しい団十郎さんや新之助さんを思っているんやなぁ、ということを感じました

助六由縁江戸桜

口上のあとは、歌舞伎の様式美を感じる演目です

はちゃめちゃでな内容でぼーっとみているだけでもいいけど、ストーリーを知っているともっと面白い、という内容

主人公の助六は「江戸で一番ハンサムで喧嘩も強い」という設定

その助六の恋人である、吉原一とされる花魁が揚巻

助六が格好良さの象徴であるなら、揚巻がいい女の象徴、でしょうか

揚巻を演じることができる役者は少なく、揚巻を演じる役者を「揚巻役者」と呼んで特別視するほどです

観劇した後で知ったのですが、この日は揚巻を演じた中村児太郎さんの揚巻としての初日だったそう

(前半と後半で役者が交代していました)

すっごい丁寧に演じておられるな、固いのかな、と思ってみていましたが、堂々と演じでおられて包容力のようなものを感じました

(市川團十郎さんのブログによると、児太郎さんはとても緊張していたそう)

 

これからもっといい役者さんになって行かれるんだろうなぁ、と思いました。

この日、ロビーでは片岡千之助さんの姿をみました

他にも、児太郎さんのお父さんの中村福助さんもみに来られていたそうです

 

で、襲名披露狂言だった、市川団十郎さんですが、さすがに格好良かったです

この演目は歌舞伎十八番と言って、昔の市川團十郎選定した市川家のお家芸の一つ

ご自身のお家の演目ということもあり、すごくハマってました

亡くなられた團十郎さんが演じたのも観たことがあり、それも堂々としていて円熟みがありました。

その一方で、今回の團十郎さんの助六は、若さとか華やかさとかがあって、役者さんの演技は一期一会だな、と感じました。

最後が、助六が花道を引っ込んで終わるのですが、そこが完全に盛り上がらない感じで終わっちゃったのが残念でした

もっとわーっと拍手をして終わりたかったです

とはいえ、今回の助六と揚巻を見たのは、後々まで覚えているだろうなぁ、という素敵な舞台でした

〇今回の演目はどれも有名な作品なのでこの本にも解説があるとおもいます


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

〇ブログ村に登録しています。バナーをぽちっとしてもらえると嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
こちらの記事もおすすめ!