先日出かけた京都の年末の風物詩、南座の顔見世に行ってきました。
昼の部に出かけた時は、着物で出かけました。
南座の顔見世、しかも襲名披露興行に行くにはどういう着物で行けばいいのか、迷う方もおられると思います。
上手く帯が結べず反省点も多いのですが、こういういで立ちで出かけた人もいるよ、ということで何かのご参考になればと思い記事にします。
着物を着始めた時からの目標「着物で顔見世」
着付けを習い始めたころから目標にしていたのが「着物で顔見世に行きたい」でした。
歌舞伎などの伝統芸能の舞台には着物で来る人も多いです。
その中でも「顔見世」は華やかな着物で来る人が多く、見ているだけで目の保養!
いつか顔見世に着物で行きたいと思っていました。
今回は昼の部に母親と一緒にでかけたので「母親に着姿を見てほしい」と思い着物で出かけてみました。
顔見世にはどういう着物姿の人が多いのか
今回は着物で出かける前に、夜の部に出かけました。
その時は普通の服だったのですが、着物で出かける時に備えてリサーチをしました(大げさ)
着物の人の動向として
花街の人
薄い色の色無地や訪問着(文句なしにきれい)
花街の人は髪型とか着付けのスキのなさで、それとわかります。
あとはいろいろな人にあいさつしていたり、お客さんと一緒だったり
一般の人
一般の人でもいろんなパターンにわかれていました
明るい色の訪問着
襲名披露と言うことできれいな色の訪問着を着ている人もいました
落ち着いた色の訪問着
年配の方などは落ち着いたグレーや茶色系統の訪問着を着ている人もいました
演目にちなんだ着物
成田屋の家紋「三升紋」にちなんだ菱形のあしらわれた帯をしている方もいました
着物も「昔からの着物を丁寧に着ているんだな」という人から「最近の着物かな」というものまでいろいろ。
ま、衣服ではあるのでいろいろですよね。
ということで「どんな着物でもまぁ、いいか」という気持ちになり着物で出かけることにしました。
せっかくなので色無地で、顔見世の着物
今回はいろいろ考えましたが「せっかくなので」ということであまり出番のない色無地を着ていくことにしました。
和の習い事とかをしていない私は、色無地を着る機会がなく、顔見世なら華やかな場なので着て行っても大丈夫かな、と思って選びました。
ヤフオクで白生地を買って作った色無地
私の持つ数少ない自分のために仕立てた着物
ヤフオクで白生地を3000円くらいで購入し、悉皆やさんで染めて仕立ててもらいました。
色はまずは淡い鮮やかな緑色にしました。
年を取ったら濃い色に染め変えていく予定。
我ながらお安く作ることができて満足
ただ、日ごろこういう柔らかい着物を着る機会がないので着付けが難しい。
そして粗が目立つ・・・
お安くゲットした刺繍帯
悉皆の文字商店さんで購入した帯
お太鼓の部分と、前帯の見えるところにだけ刺繍が入っているので軽いです
そして、安く購入することができました。
お太鼓の形が崩れていて、タレも長い・・・
ブログに書くために写真を撮らなかったら気づかなかった・・・
伸びしろたっぷり!ということで次に生かします
前この帯締めたときも同じようなこと書いてた・・・
道明さんの帯締め
有識組紐道明さんの奈良組
本当に、この帯締め重宝しています。
高かったけど、買って良かったです
帯揚げ
佐藤チアキ先生の「多色帯締め講座」に参加した時に購入した帯揚げ。
展示品ということで半額だった、えり秀 とび絞りカラフル(私が命名)
高かった(私基準)だけあって、きれいに結ぶことができます。
これもお気に入り
寒さ対策
この日は前日から気温が急降下し北風が吹く寒い日でした
外に出るときは、コートとマフラーと手袋を装着。
コートを着た感じはこちら。
「訳アリのベロアコート」を楽天でお安く購入したものです。
襟元が寒いので手持ちの薄いストールをつけて、手首は長めの手袋で防寒。
〇こんな感じのアームカバーです
そのほかの防寒対策については、以前記事にしているのでご覧ください。
https://parallel-careers.com/kimono-15/1766/
〇今読みたいと思っている着物の本、帯結びとかも載っているそう、読みたい・・・
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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