Instagramで気になっていた「りょうりや〇(えん)」
に行ってきました
〇と書いて「えん」と読ませるのがユニーク
とがってるお店だろうなぁ、と思ってでかけました
期待にたがわぬ、料理人の創意工夫が感じられるお店でした
2025年11月上旬の記録です
りょうりや 〇(えん)
お店があるのは地下鉄二条城駅からあるいてほど近いところ
お店の入り口には大きなのれんがかかっていました
立派な円相の描かれたのれんです
きれいなカウンターの席に案内されました
ランチコース 10000円
今回は1万円のランチコースをいただきました
以下、出てきた順にご紹介します
先付
玄猪包(おげんちょ)包といわれるしつらえで出てきました
玄猪包(げんちょ)包とは、平安の昔、宮中では旧暦十月(亥の月)の亥の日には、新穀でついた餅、即ち亥の子餅(玄猪餅)を畳紙に包んで下賜したことにちなんでいます
亥の子餅の時期ということでこの包み方になったみたい
中のお料理の写真はありませんが、子孫繁栄にちなんだお料理でした
子だくさんと言うことで、魚卵のからすみ、銀杏、おかゆ
からすみが絡んでいて塩気が効いていて美味しかった
お椀
続いては椀もの
こちらも中の写真が残っていませんでした・・・
中は、さわら、大根が入っていて、上には万願寺とうがらしを刻んで茹でたものが乗っていて目にも鮮やかでした
お出汁が美味しかった
お野菜の鮮度を大切にしているそうで、契約している農家さんの朝どれの野菜を使うこともあるそうです
お造り
続いては御造り
左にあるのはチリ酢といって、大根おろしなどが入ったポン酢のようなもの
御造りはカンパチと、上に乗っているのはペリーラという大葉のスプラウト
大葉よりえぐみが少なかったです、チリ酢が効いてて美味しかった
八寸
八寸は季節を感じる美しいプレゼンテーションでした
吹き寄せ
葛屋の中には・・・
葛屋の中にはほうれん草の胡麻和え
周りには落ち葉に見立てたレンコンチップとサツマイモチップ
詫びた感じで、晩秋を感じるプレゼンテーションでした
お料理は大将が取り分けてくれるのも手間がかからなくて嬉しい
左上:むかごの唐揚げ
右上:おひたし
左下:酒粕焼き 油坊主
右下:カボス釜 菊菜
酒粕がしっかり効いていてお魚も柔らかくて美味しかった
お野菜のチップもカラッとしてて美味しくてお酒が進みそうでした
天ぷら
美しいお皿に乗って出てきたのが天ぷら
左:こいも 出汁で炊いたもの
ホクホク甘くて美味しかった
右:黒舞茸 これもサクッとしてて美味しかったです
炊きもの
九条ネギ
聖護院かぶ
上に柚子胡椒
蕪にお出汁が染みてて、さらにネギがトロトロで美味しかった
あんかけがあたたまりました
ご飯&ご飯のお供
このお店は白ごはんを出すのがこだわりだそう
ご飯もご飯のお供もお代わり自由
ご飯のお供は左から・・・
じゃこ山椒
海苔の佃煮 あおさも入ってる
カツオのおかか
しそ味噌大葉味噌
かぶらの皮と葉っぱの漬物
ツヤツヤのご飯&おかかが特に美味しかったです
デザート
ごぼうのアイスクリーム
一度焼いたごぼう
ごぼうの甘みが広がって美味しかった
まだ若い大将と女将の二人三脚で営むお店です
丁度開店1周年を迎えたそう
大将は自分が理想とする料理をお客さんに提供しようと、いろいろ工夫をこらしている様子
この先何十年も料理を作っていくなかで、どう変わっていくのか・・・と思いながらお話を聞いていました
お野菜が売りのお店は多いけど、お野菜だけじゃなくてお魚とかもしっかり食べさせてくれるので満足感が高かったです
〇公式インスタグラムはこちらです
〇エルマガジンの京都本です
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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