京都市京セラ美術館、ロームシアター京都、みやこめっせ、京都国立近代美術館があつまる岡崎公園エリア
現在、着物関係の展覧会が2つ開催されています
京都市京セラ美術館の展覧会に行ったついでに、この展覧会も見に行ってきました
きもののヒミツ 友禅のうまれるところ
まずご紹介するのは、京都国立近代美術館で始まった「きもののヒミツ」
サブタイトルに友禅の生まれるところ
とあるように、着物といっても友禅というか京友禅の展覧会でした
展示室は写真撮影禁止でしたので、感想のみ
京友禅の古い資料を見ることができる
京友禅の展覧会ではあったのですが見応えがありました
冒頭には京友禅のお店である千總が保有する古い豪華な着物を展示して、
そのあとはこれまた千總がコレクションしている図案や布地を見せて、どうやって友禅染が作られて行くかを示しています
昔の人の工夫がわかる
昔の人も新しいデザインを生み出すために、日本画家やアール・ヌーヴォー、インドの模様、正倉院文様とか工夫していたことがよくわかりました
あと画像展示では京友禅の工程を見ることができました
そりゃぁこれだけ手間がかかってたらあの値段するわ、と思いました
最後には現代に近い世代の人間国宝の京友禅の作品が展示されていて、過去から現代まで京友禅の歴史をつなぐ展覧会でした
着物を楽しみたくなる
いろんなデザインがあって「着てみたいなぁ」と思うものもたくさん
昔は着物の柄もバリエーション豊かだったんでしょうね
私「他の人と違う」とか思わずに着物を楽しもうと思いました
京友禅の未来は・・・?
展覧会のタペストリーはインクジェットを使っていてそれを明示しているのも印象的でした
将来はインクジェットが主流になって行くのかもしれないですね
おしゃれな着物姿の人を見るのも眼福
展覧会には素敵な着物姿の方もいらっしゃっいました
ツバの広いハットを合わせた方もいてオシャレでした
20代の観客のからもいて、こういう若い世代の人も着物に関心を持ってくれているんだな、と嬉しくなりました
オーディオガイドはおすすめ
あと、オーディオガイドが素晴らしいのでぜひ借りてください
展示室の説明が少ないのと、オーディオガイドの画面を使っての説明もあります
オーディオガイドがあることでより展示を楽しむことができました
〇展覧会の公式サイトはこちらです
日本のそめおり展
続いて向かったのはみやこめっせの地下1階で開催している「日本のそめおり展」です
「京都伝統産業ミュージアム」の一画で開催されていますが、無料でいろいろな日本の着物の産地の作品を見ることができました
私のような着物初心者向きのさらっとした楽しい展示です
反物がタペストリーのように展示されていました
その中には「ミャクミャク」の反物も
他にも、米沢織の美しい紅花染めの着物や
京都の綴織の織機が展示されていたり
泥染めの糸も展示されていました
染め方でこんなに糸の色が変わってくるのですね
私が訪れた日はちょうどゲームのイベントが開催されていて、海外の方も見に来られていました
話している様子から、着物に関心を持ってくださっているようで、うれしかったです
〇公式サイトはこちらです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇ブログ村に登録しています。バナーをぽちっとしてもらえると嬉しいです。


