京都市京セラ美術館で開催されている「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」に行ってきました
サンディエゴ美術館の作品を用いて国立近代美術館が協力して開催される展覧会です
どの作品も撮影OKなのが太っ腹
展示方法も見所が書かれていたり工夫がありました
写真も何枚か撮影したので感想をまとめました
どこ見る?どう見る?西洋絵画!
この展覧会のサブタイトルは「ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館」
サンディエゴ美術館が国立西洋美術館と協力した展覧会です
16世紀から19世紀までの西洋絵画の変遷を伝えてくれます
サンディエゴがスペインと関係が深いので、スペイン絵画が多いのも特徴でした
解説がディーンフジオカさんで、解説の声が良い声すぎてうっとりしながら拝観しました
変わった形の絵画には由来がある
ジョット 父なる神と天使
この三角の作品は元々は祭壇の一部だったそうです
なぜかここだけ切り取られて展示されています
このように、三角だったり、楕円形だったり変わった形の作品は、もともとは祭壇や壁画の一部だったり何かしらの理由があるとのことでした
肖像画の衝撃
今となっては見慣れた肖像画
でも、その人のありのままを表現する肖像画は当時は衝撃だったそうです
そういうことも、前の時代の宗教画と並べて展示されているので、より「確かになぁ」と理解することができました
エルグレコ
スペインの画家、エル・グレコ
エル・グレコ 悔俊する聖ペテロ
目が潤んでいるように描かれていて、印象的
見ることができて良かったです
光の表現✖️2
似たような作品を並べて展示してあるのも展覧会の特徴でした
左 ジュゼペ・デ・リベーラ スザンナと長老たち
右 バルトロメオ・マンフレーディ キリスト捕縛
暗闇の中に照らされる光の表現が綺麗でした
まるで写真のようなベネチア
人々の生活に余裕ができて、旅行をするようになってからは、旅行の思い出に絵を買って帰ったそうです
ベルナルド・ベロット ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁
今でいうところの絵葉書でしょうか
実物はもっと色彩がクリアで「写真みたい」な絵画でした
見つめる視線が印象的
最後の方に展示されていた作品です
ホアキン・ソローリャ バレンシアの海辺
頭身は実際の人間に近づけつつ、でも、こんな幼い子がこういう表情はしないよね、ということで「理想」を描いた作品だそうです
目の力強さが印象的でした
〇展覧会の公式サイトはこちらです
〇サンディエゴには以前行ったことがありますが、美術館には行かなかったなぁ
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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