救急救命士って知ってますか?
みなさん、救急救命士って知ってますか?最近、救急現場を取り上げるドラマが多く放送されているので、見たことある、という方もいるかもしれません。
救急車を呼ぶと駆けつけてくれるあの人たちです。
救急車に乗っている人全員が救急救命士というわけではなくて、試験や訓練を受けて資格を取得した方のことを言います。
今回は、その救急救命士の活動の実態が分かる小説をご紹介します。
まず、お知らせ
ず、お断りするのは、この本の著者である中澤真弓さんと私は知り合いです。書籍を出版されたことは知っていましたが、本をいただいたことをきっかけに読むことになりました。
特に宣伝を依頼されたり、お金をいただいているわけではありませんが、「知り合いからもらった本を紹介している」ということはご承知おきください。
そういう側面があっても、ご紹介したい本です。
東京スターオブライフ
主人公は、女性救急救命士で、その任務初日から小説が始まります。
その後約10年?くらいをこの小説では描いていきます。
救急隊の活動の現場や、訓練の様子、また時間の中で生じる主人公の立場や考えの変化・・・1冊で救急救命士の成長を追うことができます。
また、場面ごとに章立てがなされていて章の最後には救急救命士についても豆知識がまとめられています。つまり、各章ごとに「現場のリアル」と「それに関連する知識」を学ぶことができます。
これは、著者の中澤さんが救急救命士として救急隊長までつとめて、現在は救急活動をテーマに扱う研究者であることも関係していると思います。
役立つと思うところ
自分の経験からも、患者さんを運んできてくれる救急隊の方に「どうしてこの情報を言ってくれないのかな?」「どうしてこの処置がなされていないのかな?」といった感情を持つことがありました。
一度、救急車同乗実習をさせてもらったところ、限られたスペース・資機材・時間の中で活動する救急隊の事情を知ることができました。お互いの事情を知り、理解を深めることで、より適切なコミュニケーションができ協力して患者さんの対応にあたることができると感じました。
この本を、同乗実習の前に読むことで、より実習が実りあるものになると思います。また、現在思うように救急車同乗実習ができない病院や教育機関では、この本を勉強に活用することもできるのでは?と思いました。
こちらのサイトから購入できます。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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