お金を払って着物についての勉強会に参加する・・・どう思われますか?
「着物を着るだけで贅沢なのに、さらにお金を払って講習会に参加できるほど私には余裕はない」と思っていました。
ただ、時々でも着物を着ると、「あの着物素敵だな」などと憧れも出てくるわけです。
そういう憧れの着物は何十万とするので私には無理。
となると、リサイクル品で賢く購入することになり、それには品質を見る目が必要になってきます。
リサイクル品をお得に購入できるなら、講習会に参加したお金の元も取れるのでは?と思い、今回「佐藤チアキ和装塾」で開催された「紬・上布の見分け方講座」に参加することにしました。
講座の内容については、詳細にでなければブログやSNSに掲載してもOKとのことです。
私の感想程度の内容になるかもしれませんが、「どのような会なのかな?」と関心を持っている方のご参考になればと思いご紹介します。
佐藤チアキ和装塾
京都市在住の着物スタイルアドバイザー、佐藤チアキ先生が主催する「佐藤チアキ和装塾」
顔や骨格から似合う着物についてアドバイスを受けることができる「顔タイプ着物診断」を主にされています。
譲られた着物・帯の有効活用をしたかった私も、以前「顔タイプ着物診断」をお願いしたことがあり、的確かつこちらの気持ちによりそったアドバイスを受けて「もっと早く受けたらよかった」と思ったものでした。
紬・上布の見分け方講座第1回
今回京都で3回にわたって開催されるこの講座
佐藤チアキ先生(&お姉さま)が持っておられるお着物に直接触れながら、紬・上布の見分け方を学ぶことができます。
このような時期ではありますが、マスクを外す機会もないし、大声で話すわけでも密着するわけでもないので、予定通り参加をしました。
第1回のざっくりとした内容と一番の学び
第1回のテーマは「上布」
上布とはなにかについてのレクチャーから始まりました。
その後、上布の種類ごとに特徴や見分け方のレクチャー→実物をみる、を繰り返しました。
超初級者の私は、ほかの参加者の方の反応で「おーこれは高価なんだ」と知る始末^_^;
それでも、最後の方には「この上布かな?」となんとなく思えるようになるから、学ぶって大事だと思いました。
では、今回の学び
- 大前提として、産地によって織り方・模様に特徴があるので、ポイントを押さて着物を見よう。
- まず、手触りや模様など全体を見る(いきなりスコープをのぞかない)
- 次に、スコープをのぞいて糸の様子や織り方から産地・製法を絞り込む
- なんちゃって、もあるので要注意
以上、佐藤チアキ和装塾「紬・上布の見分け方講座」第1回の感想です。
御参考になればうれしいです。それでは。