「しつこい人」に対してどのような印象を持っていますか?
どちらかというと、あまり良くないイメージで語られる場面が多いのではないでしょうか?
今回は「しつこさ」が成功の鍵である、というテーマの書籍をご紹介します。
と同時にその書籍内で紹介されていた目標の達成率を高める方法もご紹介します。
書籍:「しつこい人」がすべてを手に入れる
ご紹介するのは、「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」という書籍です。
著者の伊庭正康さんは、現在はセミナー講師をされていますが前職のリクルートでは人見知しりであるにもかかわらず、訪問活動を繰り返し人見知り自体を克服された、という方です。
この書籍には、伊庭さんのほかにもいろいろな人の「しつこさ」が成功につながった事例が紹介されています。
ここで書かれている「しつこさは」を「粘り強さ」と読みかえると、
ポジティブなイメージになり読んでいてもしっくりくると思います。
本のなかで心に残ったこと
私がこの本を読んでいて心に残ったのは以下の言葉です
- 「しつこさ」は単純で、誰でもできる究極の成功法
- コツコツと地味に続けること。あきらめずにやりにくこと。
- その時に相手の側にたって考えられているか、ということが大事。
相手のことを考えずただアピールすると帰って関係が悪くなることも(^^;
「しつこさ」をつづけるために必要なこと
しつこさをつづけることができないことも多々ありますよね。
書籍内にはしつこさを継続するために必要なことも記載があります。
なぜ続けるのか、という目標や意図をまず具体的にする
そうすれば、何に取り組むかが明確になるのでしつこさを発揮できると記載されています。
この「まず究極のゴールを決めてから、小さな目標を立てる方法」をバックキャスティングと言います。
いろいろな事例やしつこさを継続するためにどうすればいいかが具体的に記載されています。
目標の達成率を高めるWOOPの法則」
他にも、目標の達成率を高める法則に「WOOPの法則」も紹介されていました。
このWOOPは4アメリカの心理学者であるガブリエル・エッティンゲン博士により提唱された法則で
目標の設定から達成までを
「Wish(願望)」、「Outcome(結果)」、「Obstacle(障害)」、「Plan(計画)」
に分解しそれぞれの段階に沿って行動することで目標が達成できる、
というものです。
簡単に説明すると・・・
Wish(願望)
目標を設定する。
大事なのが、簡単すぎず難しすぎない目標にすること。
Outcome(結果)
目標がかなったときの結果を想像する。
Obstacle(障害)
目標を達成する過程で起きる可能性のある障害を考える。
Plan(計画)
障害が起きたとき、どう乗り越えるかをあらかじめ考える。
このように結果というポジティブなことだけでなく、ネガティブなことも考えていくことで目標達成に向かいやすくなるというのがこのWOOPの法則の特徴です。
このWOOPの法則を繰り返すことで大きなゴールに到達できる、とされています。
私としては、目標が達成された嬉しい時をまず考えて自分をやる気にさせてから、障害&その対処法を考える、というのが人間の心理を突いているな、と思いました。
今回ご紹介した「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」はAmazon Prime reidingで無料で読めることもあります。
関心のある人は見てみてください。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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