先日訪れたミシュラン3つ星の「菊乃井」さん
せっかくの機会なので訪問着を着てでかけました。
着物を選んだ理由
今回は、まずどうしてこの着物・帯にしたのか、をお伝えさせてください
「菊乃井」さんに出かけた理由というのが、「ちょっと改まった新年会」でした。
新年会という状況、訪れる場所もめったにいくことができない「菊乃井」ということで
と思いました。
訪問着はいくつか持ってはいますが、もう結婚式に呼ばれる年齢ではないですし、そのほかのお祝いごとも起こらない立場
訪問着を着たときも、あまり明るい色のものはふさわしくない状況が多く、仕付け糸がついたままの訪問着がありました。
見るたびに「いつかは着用したいな」と思っていた、訪問着を着ることにしました。
初おろしの訪問着を着るコーディネート
今回着用した訪問着がこちら
母のお古の菊ともみじの訪問着
クリームベージュ色のしぼが入った地色に、紅葉と菊の模様が描かれています
金糸もあって華やか
昭和の香りがするなぁ、と思っていたところ、この着用写真を見た母から「私が昔着ていたわ」とのこと。
50年ほど前のものと判明しました。
今思うと、「紅葉と菊」って秋の柄やん、と思うけど、菊は日本の花やし出かけた先も「菊乃井」さんやから、この柄でもよかったなーと思っています。
着付けとしては柔らかい着物で着るのが大変。
「おはしょりのところ、2枚目を上げて1重にした方がいいわよ」と教えていただきました。
次はもうちょっときれいに着たいものです
綴れの帯
で、訪問着に合わせる帯というと通常は袋帯
でも、そんな袋帯は持っていない・・・
ということで「名古屋帯だけど袋帯に準じて使うことができる」と教えてもらった「綴れ帯」を合わせました
この帯、気に入ってはいるのですが以下の2つの理由で自分では締めにくい
その理由は
- 綴れ帯がしっかりとした固い帯で締めるのが大変
- お太鼓の柄的に、何時も締めているのとは逆の「関西巻き」で帯を締める必要がある
ということです
自分で頑張って締めたけど、後ろ姿はこんな感じ・・・
着物の着付けもさることながら、お太鼓の形も崩れているし、タレ先は長いし・・・
以前同じ帯を着つけてもらった時とは大違い^_^;
まぁ、自分で着て・化粧して・髪型もしただけで自分をほめたい
帯回り
帯回りはこちら
帯揚げ、帯締めは、昔この綴れの帯を締めて結婚式に参列することになった時用にと購入したもの。
着付けを習い始めた5年以上前に、着付けの先生が親しい大阪心斎橋の「きものことぶき」さんで購入
自分の好きな色合いでもあり、楽しんで帯とセットで着用しています(他に礼装用の帯揚げ帯締めを持っていないとも言う)
また着物を着てでかけたいです。
〇こんな本もあるんですね、男性で着物を着る人も増えてほしいです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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