青森のねぶた祭、仙台七夕まつり、秋田竿灯まつり
東北三大祭りと言われています
2025年7月下旬に秋田市にでかけましたが、秋田竿灯まつりは8月3日から6日
時期がちがうので鑑賞するのは難しいかな、と思っていました
が、「練習会」という名のイベントが開催されていて、はからずも竿灯を見ることができました
竿灯の練習会
開催されたのは蓮が美しかった千秋公園のお堀のすぐそばです
何かイベントがあるのかな、と見ていたら竿灯の練習会とのこと
無料ということでせっかくなので見ていくことにしました
竿灯の歴史
竿灯まつりの由来は夏の睡魔や疫病を払う「ねぶり流し」と言われる七夕行事が期限になっているそうです
なので、先頭には「七夕」という提灯があしらわれているのですね
270年もの間市民の間で受けつがれてきた竿灯まつりは、国の重要無形民俗文化財に指定されています
今回は、地域の竿灯のグループの方と、学生さんのグループが参加していました
竿灯だけではなくて、太鼓や笛など音楽も各グループが担当するようです
稲穂に見立てた竿灯
この「竿灯」は稲穂がモチーフになっています
持ちあがれられたときは短かった竿灯も、下に支えがつけたされると長くなります
差し手さんは手だけでなく、肩や腰にのせるなど竿灯を自在に操ります
昔、竿灯を肩に乗せていたことが原因と思われる血栓症の症例報告を見たことがあります
が、竿灯のこの大きさを見ると納得
何本もの竿灯が集まるとかなりの迫力
「どっこいしょー、どっこいしょー」と掛け声&手拍子を送りながら見物します
こんなに接近してよく倒れないですよね
この日は上の写真の右から左に時々風が吹いていました
これだけの高さのあるものを操るには風を読む力もいるのだな、と思いました
小学生くらいの男の子や海外の方と思われる方も差し手さんにいました
こうして受け継がれていくのですね
本番の竿灯まつりでは280本もの竿灯が大通りを埋め尽くすそうです
壮観やろうなぁ
今回は4本だけでしたが十分な迫力でした
竿灯まつりの一端に触れることができてよかったです
〇秋田市内には竿灯を気軽に体験できる「ねぶり流し館」もあります
〇竿灯がデザインされた素敵な手ぬぐいがありました、色も良い!
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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