最近読んで面白かった漫画があります
それは、東村アキコさんの「銀太郎さんお頼み申す」
東村アキコさんといえば
東京タラレバ娘や
2025年に映画かされる「かくかくしかじか」の作者さんです
東村アキコさんは、着物愛好家としてもしられていて、お名前を検索すると着物姿のお写真が出てきます。
そんな東村アキコさんが現在連載している漫画が「銀太郎さんお頼み申す」
読んでみてストーリーが面白いし、着物の知識も身につくし一挙両得!と思ったのでご紹介します
銀太郎さんお頼み申す
ストーリー
カフェでアルバイトをする25歳の主人公が出会うのが「銀太郎さん」
銀太郎さんは以前は京都で芸妓をされていましたが、いろいろあって今は東京で器を販売しています
器といっても、ギャラリーで販売するようなもの
主人公は着物を着てその販売をお手伝いするようになります
その過程で、銀太郎さんのこれまでの人生、着物のこと、日本文化のことを知っていきます
というストーリー
面白いと思うポイント
その1 出てくる人が魅力的
主人公も、銀太郎さんも魅力的
二人のこれからの人生がどうなるのか、応援したくなります
基軸にある物語が面白いから、着物の話もすーっと入ってきます
その2 着物や日本文化の話が自然
着物や和文化をテーマにしたマンガは他にもあると思うのですが、取り入れかたが自然
私が住んでいる関西とは、また違う着物・伝統芸能との関わりがある東京が舞台と言うこともあって、とっても面白いです
その3 着物愛好家のキャラ設定が面白い
主人公や銀太郎さん以外にも、着物を着る人(着物愛好家)が出てきます
その人たちの個性が際立っていて、おもしろい
人によってこだわりポイントは違うし、同じ着物でも人によって似合う似合わないがある、という着物を着ている人なら、「うんうん」とうなずくポイントがいっぱいです
私は着物を定期的に着るようになってまだ10年もたっていない(7年くらい?)のですが、このキャラクター設定が着物好きの読者にとって親切だな、と思いました。
今、6巻まで出版されています
ストーリー展開とともに、この先どんな着物が出てくるか、楽しみに新刊を待ちたいと思います。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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