11月中旬に出かけた雪の立山室堂
前回は、前泊をした信濃大町の竹のや旅館をご紹介しました
今回は、到着した真っ白な室堂の様子と、初心者の私がした失敗をご紹介します
立山黒部アルペンルートへ
簡単に信濃大町から室堂までの交通をご紹介します
信濃大町→扇沢
路線バスで移動します
交通系ICカードは使うことができなさそう
乗った後にお金を払うこともできますが、信濃大町駅のチケット売り場での購入を勧められました
チケット売り場ではクレジットカードとか使うことができました
観光バスタイプのバスで移動
お天気も悪いし、観光シーズンでもなかったのでバスは空いてました
扇沢→黒部ダム
扇沢では40分近くの待ち時間がありました
改札口近くのソファーに腰掛けて待機
寒い日だったけど、暖房が効いた待合室とかもなく…
やることがなかったので白くなった近くの山の写真を撮ったりして過ごしました
黒部ダムまでは電気バスで移動
黒部ダム→黒部平
黒部ダムで電気バスを降ります
ダムの堰堤を歩いて、ケーブルカー乗り場まで移動します
黒部ダムも真っ白
地面は凍結してました
修学旅行?の若者が走って転んでました
若いから打撲で済むけど、転倒注意
あまりにも寒くてサクサク歩いていたら予定よりも一本早いケーブルカー乗ることができました
黒部平→大観峰
ケーブルカーで到着した黒部平は結構雪が積もっていました
周りの人も私も大興奮
次の大観峰へはロープウェイで向かいます
周りは真っ白
風が強いので、揺れないようにするために重りが乗せられていました
大観峰→室堂平
最後の移動はトロリーバス
やっと到着できる、という感じ
黒部ダムでの待ち時間がなかったので予定より30分早く到着することができました
そして何とか到着した室堂はというと・・・
立山黒部アルペンルートは現在冬季閉鎖中です
真っ白な室堂
到着した立山室堂は真っ白
本当はこの奥に雄山とかの山々が広がってるはず
夏は湧き水が出ているところですが、雪に埋もれていました
メガネっ子はメガネの曇りに注意
室堂でガイドさんと合流
この日は午後から吹雪になるという予報
その前に宿泊先まで移動する必要があります
11月の中旬でも立山室堂周辺の山小屋は営業中
今回宿泊するのはその中でも一番遠い雷鳥荘です
夏場は何度か雷鳥荘までの道を歩いています
天気が悪いけど、ガイドさんと一緒なのでワクワクしながら出発
今回は雷鳥荘までの移動でそこまで歩かないこと、風も強くて寒いので「着込んでいいよ」とのこと
いつもなら行動中には着ないパタゴニアの化繊ダウン「マイクロパフ フーディ」を中に着て出発
ホテル立山の先は強風注意
出発の前にガイドさんから歩く時の注意がありました
その時はよくわかっていなかったけれど、実際にホテル立山の裏側を外れると左側(西側)から強い風
風自体に怖さは感じませんでしたが、私のサングラスは一瞬で曇ってしまいました
メガネっ子は曇りに注意
私はもともとメガネを掛けています
コンタクトも持ってはいるのですが、異物感が苦手であまりつけません
ワンデーの使い捨てコンタクトなら良いのかな、と思いつつ、手が清潔に保てない中でコンタクトをつける事が嫌で山でも眼鏡です
そんなわけで、眼鏡の上にサングラスをかけて歩いていたのですが、風が強いエリアに入ると一気に曇りました
で、曇をなんとかしようとサングラスを外したところ、メガネが凍りつきました…
ここまでくるとどうしようもありません。
最初は楽しく歩いていたのに、前は見えないし、前の人の足跡を追おうとしてもわからなくなるし、そうすると雪にハマって体力使うし
真っ白で見えないことへの恐怖感で息も荒くなってしまいました
過呼吸になりかけだったと思います
あまりに見えないので、メガネを外してサングラスだけにしました
とても視力の悪い私ですが、それでも前の足跡は見えたので、凍りついた眼鏡よりは視界が開けて歩くことができるようになりました
サングラスが曇った理由
このあと、ガイドさんや山小屋で出会った人に教えてもらいながらサングラスが曇った原因を考えました
曇り予防のスプレーをケチった
いつも曇り予防のスプレーを持参しているのですが、今回は残りが少なかったこともありケチっていました
今後は、小分けになった曇り予防シートをレスキューバックに入れておこうと思いました(早速購入しました)
〇個包装されている曇り止めシート、便利です
寒さ対策をしすぎた
風が強く寒いということを聞いていたので、鼻から下を覆うバフを使って寒さ対策をしていました
鼻から下が壊れるので暖かくてよいのですが、マスクと同じでメガネが曇りやすいです
ガイドさんによると
- 時々鼻のところは開けて空気を逃がす
- ジャケットのジッパーも少しおろして熱がこもらないようにする
- サングラスが曇りそう、と思ったらサングラスを外して振って曇を解消する
といった対処法があるそうです
私はこれまでも雪の山に行ったことがありますが、ここまでお天気が悪い中行動したことはありませんでした。
ガイドさんと一緒だったので山に来たわけですが、ガイドさんと一緒という安全な環境下でこういう状況を経験できてとても良かったです
次回は宿泊した雷鳥荘の様子をご紹介します。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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