大阪の中之島にある国立国際美術館で開催されている「ピカソとその時代展」に行ってきました。
写真撮影OKの作品も多く、見応えのある展覧会でした。
お子さん連れでも楽しめるツアーもあったので、ゴールデンウィークのお出かけ先にもぴったりだと思いご紹介します。
国立国際美術館「ピカソとその時代展」
この展覧会は、ドイツのにあるベルリン国立ベルクグリューン美術館の作品を中心に構成されています。
ユダヤ系ドイツ人の収集家ベルクグリューンさんのコレクションです。
音声ガイドは、俳優の長谷川博己さん。
作品の解説だけでなくて、このベルクグリューンさんの生涯なども解説されています。
600円はかかりますが、わかりやすいお話だったので借りて良かったです。
展覧会は、ベルクグリューンさんが近代の画家として重きを置いた画家の作品を中心に展開されています。
画家ごとに展示室も大まかに分けられていて、みやすい展示でした。
ほとんどの作品が写真撮影OKだったので、みなさん写真を沢山撮影していました。
私も沢山撮ったのですが、感想ともに一部をご紹介します。
ピカソ
ベルクグリューン美術館にはピカソの全年代の作品が収蔵されているそうです。
この展覧会では、年代ごとに作風がわかるような展示として
このような青の時代のものもあれば、その後のキュビズム時代のものなど、沢山展示されていました。
また、視点を変えて、女性に影響を与えられたピカソらしく、女性をテーマにした作品もありました。
私が気になったのはこちら
ポーズもマニュキアの色も素敵だな、と思いました。
パウル・クレー
続いて紹介されていたのは、スイスの画家パウル・クレー
私はこの画家の絵をこれまで意識してみたことはなかったと思います。
色合いが綺麗。
どこかでみた感じだな、と思っていたらカンディンスキーと交流があったそう。
むかーし、京都で開催されたカンディンスキー展をみたことがあって、それが印象に残っていたのかな。
こんな感じの小さい作品がいくつも飾られていて、カラフルな作品が特に印象に残りました
アンリ・マティス
その次は、色彩の魔術師とも言われるアンリマティス
白に青の切り絵の作品が特に有名でしょうか。
その作品も今回展示されていました。
私が印象深かったのは海辺のお部屋の風景を描いた作品
私はただ、青い海が綺麗だなーと思ってみていましたが、音声ガイドを聞くといろいろ背景があるようでその辺りも面白かったです。
そしてなんと言っても
このように、どうやって色の組み合わせを考えたのかな、と思うような作品もありました。
明るい色合いなので楽しい気分にもなりました。
冒頭にも書きましたが、子供向けの無料ツアーもあるようなので、お子さん連れでも楽しめそうです。
大阪でに展覧会は5月21日まで、入場料金はお高めですがいい展覧会なので、ぜひお出かけしてみてください。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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