京都もようやく涼しくなりました
遠出ができないのでランチなど美味しいものを食べに出かける毎日です
以前から行きたかった東山司にランチに行きました
2025年9月中旬の訪問です
東山司
地下鉄東山駅からすぐのお店です
階段を上がると、ふわりと広がるお香の香りに迎えられました。
カウンターだけの小さなお店は満席でした
私以外のお客さんはみなさん常連さんだったようですが、特に分け隔てなく接していただけて嬉しかったです
昼のコースは、香りから始まり、余韻まで美味しい体験でした。
ランチコース
ウェルカム&ドリンク
ごくわせみかん(¥1,000)
すっきりとした飲みごたえで美味しかったです
口開け:シャリがゆ
毎回このお料理からスタートするそうです

酢飯をお粥に仕立てた一椀。この日は暑さに合わせて冷たく提供されました
ゆりねの摺り流しは濃厚で、鮨飯/いくら/長芋の歯応えが楽しかったです
繊細な前菜:新銀杏と甘エビ
甘エビは潰すと甘みが立ち、エビの頭を使った醤油が旨みを感じました
銀杏のほろ苦さと、エビのねっとりした食感の対比が美味しかったです
碗物:香りの余韻
あゆとなす、きゅうりの一夜干しを炊いたもの。
白味噌は燻製されていました意外性がありつつ、ナスや鮎の油を受け止めていて
ふわりと広がる香りが印象的でした
お造り①:めいちだい
梅酢の醤油で。わさびと梅肉も添えられていました
たんぱくながらねっとり、優しい脂身
わさびと梅肉はそれだけで酒のアテになりそうだな、と思いました
お造り②:秋刀魚
「今年の秋刀魚はいい」とのこと。細かな包丁目が美しいです
肝ソース/芽ねぎ/大根おろし/胡麻を使ってました
直前にさっと酢洗いをしていて、酢のさっぱり感と脂、肝のほろ苦さがバランス良かったです
中皿:自家製麺と落花生
落花生のソース × 昆布入り自家製麺 × 毛蟹 × ライム。
見た目よりまろやか、器に深さがあって麺も毛蟹もたっぷり!
ライムが後味を軽やかにしていました
肉の一皿:牛肉といちじく
発酵いちじくで酸味が加わり、赤米の甘酒がやさしく包む。
揚げたいちじくはとろっと甘く、牛肉の旨みと好相性。
京都の城陽のいちじくを使っていました
蒸しスープ:すっぽんと干し松茸
すっぽん出汁 × 干し松茸(3時間) × 薄口醤油
中には冬瓜、香りづけにすだちが入っていました
土瓶蒸しをイメージした一杯は、どこか中華の薬膳のような濃厚さでした
揚げもの:鰻の天まき
山椒醤油/大葉/きゅうり/たまご/胡麻。
山椒がピリリ、胡麻のプチプチが楽しかったです
食事:土鍋と〆
土鍋のおにぎり × 炙りたて海苔
これに追加でいろいろ選ぶことができます
自家製XO醤の卵かけご飯
タコのキーマカレー

それぞれ方向性は違うのに、どれも“きちんと旨い”のが嬉しい。
甘味:焼きわらび餅
ミルクアイス/きなこ
カルダモンが香って、余韻まで気分が上がるデザートでした
まとめ
グルメサイトのお店の紹介では「フュージョン」と紹介されていて「どんなお料理が出てくるのかな」と心配していましたが、「和食の美味しいお料理」でした
行ってみてよかったし、季節を変えて又訪れたいです
対象の声が低くて素敵!
低い声が好きな女性の方にもおすすめです!
〇お店の公式インスタグラムはこちらです
〇月刊京都の10月号は本屋さん特集です
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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