山歩き

吉野の桜2024年Part2:世界遺産を巡りながら青根ヶ峰へハイキング

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2024年の4月に訪れた奈良県の吉野山

前回は桜を眺めながら高城山展望台まで歩いた記録をご紹介しました

吉野の桜2024年Part1:早朝出発で桜を満喫ハイキング 高城山展望台まで2024年の4月に訪れた奈良県の吉野山 前回は静かな吉野山を歩くために前泊した橿原神宮前駅の橿原オークホテルの様子をご紹介しました...

今回はさらに奥の方に進みます

桜が満開、奥千本

展望台で休憩し、いよいよ奥千本エリアへ

奥千本エリアに入るとぐっと人が増えました

上千本エリアから奥千本エリアまではバス輸送もあるので、奥千本までバスで来て散策する人が多かったです

(帰りもバスの人、かえりは下り坂だから歩いて帰る人など様々でした)

私が訪れた4月中旬はちょうど奥千本エリアが桜が満開の時期でした

歩道の周りの桜もきれい

桜を育てているため立ち入り禁止にしているところもありました

立て看板があってもそのまま入っちゃう人もいるしむつかしいですね

立て看板があまりにも目立たないので、もっと大きな看板にするとか、有料で入るようにするとかしてもいいのかな、と思いました。

奥千本:義経の隠れ塔

奥千本エリアでの世界遺産、金峯神社の手前にあって歴史好きな人に立ち寄ってほしいのが「義経の隠れ塔」

ひっそりと道標があるので、そこから坂を下ったところにある建物です

ここは、大峰の山で修業をする人がこもって真っ暗ななかお経を唱える場所

その昔、追ってから逃れてやってきた源義経がこの建物の中に隠れていた、という言い伝えもあるそうです

今の建物は大正時代のものですがこんな山奥に隠れていたのですね

歌舞伎とかで「義経千本桜」を観たことが何度かありますが、実際はこういう環境だったのだなぁ、と思いました

「光る君へ」にも出てきた「金峯詣」へ

そして、奥千本の世界遺産「金峯神社」へ

この金峯神社は、今放送中の大河ドラマ「光る君へ」でも出てきます

佐々木蔵之介さん演じる藤原宣孝が黄色い装束をまとって「神様に気づいてもらうにはこれほどでないと」と言っていた時のお参りに行った先がこの金峯神社です

京都から電車とバスで乗り継いでも3時間くらいかかるところに、昔の人は徒歩だったり牛車だったりでお参りに来ていたのですね

単体の神社としては小さいですが、吉野の山の一番奥にある神社として古くから信仰を集めていたのだろうな、と思いました。

〇公式サイトはこちらです

西行庵へ

金峯神社でお参りをした後は西行庵へ

一度、西行庵に行ってみたかったんです

金峯神社から西行庵へは坂道を上ったり下ったりがあります

そのせいか、少し人は減りました

山道を抜けると展望が開けます

最後急な階段を慎重に下りたところにあるのが西行庵

小さな西行像もあります

私が行ったときには庵の前の桜はもう葉桜でしたが、向かいの斜面の桜はまだまだ美しく、多くの人が桜を眺めていました

こんなきれいな桜を見ながら旅立ちたい、という西行の気持ちがわかる気がしました

青根ヶ峰へ

せっかくここまで来たからには、どこか山も歩いておこうかな、ということで近くの青根ヶ峰へ向かいました

青根ヶ峰は大峰奥駆道の一部で、金峯神社からの距離もそれほど遠くはないので気軽なハイキングで向かうことができます

道もとても歩きやすく、途中には展望の良い休憩スポットも

正直、山歩きの恰好がそぐわないほどの歩きやすい道です

最後、大峰奥駆道のルートからそれて、山道を登って青根ヶ峰の山頂へ

山頂は木でおおわれていて、周りの山々を見ることはできませんでした。

それまでの道で十分きれいな桜や景色を楽しむことがでいたから満足です

この後は、また歩いて吉野駅まで戻ります

途中ではまだ拝観していなかった世界遺産もめぐります

〇奈良や吉野を描いた絵本です

いつかこの先の道も歩いてみたいなぁ


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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