前回までの話
北薬師岳から薬師岳に到着。その後、頑張って下りて太郎平小屋に着きました。
今回の全行程
前泊:電車を乗り継ぎ富山駅まで。ビジネスホテル宿泊。
1日目:立山黒部アルペンルートで立山室堂まで。登山開始し、五色ヶ原へ。
2日目:五色ヶ原からスゴ乗越小屋まで。スゴ乗越小屋宿泊
3日目:スゴ乗越小屋から薬師岳を越えて太郎平まで。太郎平小屋宿泊。←まだココ
4日目:太郎平から折立まで下山。
太郎平という名前の由来
太郎平は、明日下山する折立、下りてきた薬師岳以外にも、東へは薬師沢を経て雲ノ平や高天原、南には太郎平を経て黒部五郎岳へと4つのルートが交差するところです。
わたしは「太郎山があるから太郎平」という名前と思っていましたが・・・
Wikipediaによると、もともとは太郎兵衛平(たろうべえだいら)というそうです。
名前の由来は、江戸時代に太郎兵衛という者がここで高山植物の化身の美女にたぶらかされたというお話に由来しているそうです。
太郎平小屋での時間
この小屋には以前、雲ノ平を経て新穂高まで歩いた時に宿泊したことがあります。
大きな小屋ですが、小屋の玄関前のベンチでのんびり過ごす時間も長いので、それほど人の多さを感じません(食事前の行列以外)。
小屋の食事は2回転でした。大きな小屋なので、ごはんやお味噌汁はテーブルに置かれていて自分たちでよそう仕組みです。食事前の行列は密だなぁ(みなさん話ながら待つし)と感じました。行列がなくなるまで外で景色を見ながら待って、最後に入りました。食事中は特に話をしている人はいなかったです。
この日は4連休の2日目でもあり、太郎平小屋も混雑していました。ここに来ると人も増え、ツアーの方もいるなどいろんな方がおられます。
今回も、2段ベッドの2階。布団が4組ひけるスペースに3組の布団が用意されていました。そこをべつの単独の女性と2人で使いました。この方はこの日折立から上がってきて、薬師岳まで往復、翌日黒部五郎を越えて三俣山荘までを予定しているとのこと(健脚!)。外のベンチでもお話をさせてもらいました。
夕日を眺めて就寝。「明日早いと思うので気にせず出てくださいねー」などと言って休んだのですが・・・スマホのアラーム(バイブ)を切るのを忘れ、就寝した私。翌朝「どこかで鳴ってるなーでも私じゃないな」と思って寝ていたら、「あのー鳴ってますよ」と教えてくれました(^^;
ご迷惑をおかけしました。教えてくださってありがとうございました。寝ぼけていてちゃんとお礼を言えなかったのが心残りです。
アラームはすぐに消そう!
起床時間は人によって違うよ。
<太郎平小屋情報:2021年夏>
宿泊料金:1泊2食:11,000円、素泊まり:6500円(2021年現在)
収容人数100名のかなり大きな小屋です。
HP上では寝具持参必要、とありますが、実際は布団を利用できました。
事前にインナーシーツもしくはシュラフ持参するよう言われました。
携帯電波(docomo)は小屋の玄関周辺なら4Gが3~4本立ちます。
予約必須:山荘HPに予約フォームがあります。
山荘HP:http://ltaro.com/?page_id=5554
〇太郎平(旧薬師峠)キャンプ場
お一人様¥1,000 100張 (予約不要)
トイレもあって、夏場は管理所もあります。
以上、ご参考になれば嬉しいです。