唐松岳はゴンドラやロープウェイで標高を稼げることもあり、北アルプスでは比較的手軽に登ることができる山ではあります
私は体力面なども考えて、リフトから降りてすぐのところにある八方池山荘に宿泊して向かいました
いよいよ、唐松岳までの往復登山を開始します
唐松岳 残雪期登山
夜明け前から出発
良いお天気で暑くなる予報だったこの日
暑くなると雪がゆるんで歩きにくくなります
そのためできるだけ早く出発をしようと考えました
朝3時に起きて、4時過ぎに出発
ゆっくりと歩いていきます
大町の夜景がきれいでした
月がきれいにみえていました
日の出
ゆっくり歩いて、八方池を過ぎたあたりのところで日の出を迎えました
静かに上がっていく太陽
周りの山も赤く染まります
日の出を見た後は山歩き再開です
どこでアイゼンを付けるか問題
八方池山荘の方からの情報で「八方池まではアイゼンいらないです」という情報をもらっていました
実際、夏道が出ているところも多く、アイゼンなしで歩きました
その後、雪が増えてきたのと、前を行くひとがアイゼンを付けていたので私もアイゼンを装着
朝とはいえ気温がそれほど低くはないので、アイゼンを付けてちょうど歩きやすい感じでした
急な斜面もあり、ゆっくりとあるきます
良いお天気の日で回りの景色を見ながらあるきます
出発から3時間とすこしで、唐松岳頂上山荘の稜線にでました
劔岳の大展望
ここまできてようやく、そのほかの北アルプスの山々を見渡すことができます
剱岳
この剱岳を見たかった!
これから目指す唐松岳
唐松岳山頂へ
写真を撮ったあとは、唐松岳山頂を目指します
見る限りほとんど雪はなさそうなので、アイゼンを外しました
実際、雪は2か所ほどありましたが、溶けて緩んでいたのでアイゼンなしで登り下りできました
30分ほどかけて山頂へ
唐松岳山頂では大展望が迎えてくれました
白馬など北側の山々
妙高山・火打山など新潟方面の山々
八ヶ岳・小さく富士山・南アルプスの山々
五竜岳と小さく槍ヶ岳など北アルプス南部の山々
この景色を見ながら、八方池山荘で作ってもらったお弁当をいただきました
下山へ
ゆっくり休憩したあとは下山を開始します
唐松岳頂上山荘の手前ではライチョウが飛び立つ姿を目にしました
ハイマツの近くにいるライチョウが見えるでしょうか?
再びアイゼンを付けて下山開始
この時間帯は、小屋で泊まっていた人も上がってきます。
しはらくすると、本日のゴンドラ&リフトで上がってくるたくさんの人と行違うことになりました
下からたくさんの人が上ってくるので、滑ってはいけない、と思って気を使いました
八方池の手前でアイゼンを脱いで、パラグライダーで優雅に飛ぶ人をみながら下山しました
(まだ雪があるのかなーと思ってアイゼンを着けたまま歩いていたら、アイゼンの爪を岩にひっかけてこけそうになりました。危ない危ない)
八方池までハイキングにくる人も多くて、さすがゴールデンウィークだな、と思いました
最後は八方池山荘に預けていた荷物を受け取り、下山。
リフトで素晴らしい景色を眺めながらの下山は楽しかったです
いつか歩いてみたかった残雪期の唐松岳を歩けて、いい景色を見ることもできて大満足でした
〇このエリアをカバーしている登山地図です
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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