大阪松竹座で上演されている七月大歌舞伎「八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名披露興行」に行ってきました
昼の部に続いて夜の部も観劇しました
昼の部終演から1時間もしないで開演する午後の部
こちらも多くの人で賑わっていました
祝い幕は富士山 青空がさわやかでお祝いにふさわしい絵でした
一谷嫩軍記 熊谷陣屋
午後の部最初の演目は「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」です
AプログラムBプログラムで配役が変わります
私は、片岡仁左衛門さんが主役の熊谷直実を演じたプログラムを選びました
仁左衛門さんの御年齢から、これが演じ納めかもしれないからです
何回も見たことがありますが、今回は特に幕外の花道で一人引っ込む仁左衛門さんの姿が印象に残りました
私の座席からは横顔を見ることができたのですが、横顔の険しさ、表情がスッと変わる様子とかが素晴らしかったです
他の登場人物も豪華で見応えがありました
その後の休憩の時に仁左衛門さんの声が出ていないというお客さんもいましたが、仁左衛門さん好きな私としてはまだまだ演じてほしいです
熊谷直実が過ごしたというお寺は京都にもあって
今年長岡京にある光明寺に行きました
この物語の舞台は兵庫県ですが、京都にも縁がある人物ということで馴染みがありました
夜の部は重厚な演目が続きます
襲名披露 口上
夜の部2つ目の演目は「口上」でした
口上ではみなさん菊之助さん菊五郎さんが第何代か複雑で大変そうでした
正解は「八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助」
特に最年長でかつ話す内容も多い仁左衛門さん、カンペも見ずすごいです
みなさんの口上から、歌舞伎役者さんが一丸となって歌舞伎を盛り上げようとしていることが伝わってきました
新古演劇十種の内 土蜘
最後の演目は尾上菊五郎家の芸である土蜘蛛でした
襲名披露狂言ということもあって出演俳優さんが豪華でした
子役さんの頑張りが際立ちました
菊之助くんは声変わりで辛そうやったけど、踊りはさすがでした
そのほかにも太刀持ちや石神役で一般のお家の子役さんが出ていました
特に太刀持ち役の岡さん（フルネーム忘れた）は他の歌舞伎の舞台でも見たことがある気がするけど、馴染んでで歌舞伎の家の子のようでした
坂東彦三郎さんが、この演目でしか出てないのですが、もっと見たかった！
演目としてはこれまでにも見たことがあるけど、出てくる役者さんがみなさん上手くて合い狂言も豪華で楽しい舞台でした
襲名披露興行ということで、とても豪華な舞台
12月の京都顔見世も菊之助さん、菊五郎さんがやってきます
どんな演目になるのか楽しみです！
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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