2021年の年の瀬に比良比叡トレイルを歩いた記録の3回目。
前回は登山を開始し、坂本ケーブルの延暦寺駅からの風景までをお届けしました。
今回は、比叡山延暦寺の境内の中の様子をお伝えします。
うっすら雪景色の延暦寺
ケーブル延暦寺駅から根本中堂などがあるところまでは、まだ坂道がのこっています。
木々の間から東堂が見えます。
ケーブルで上がった人や車で上がってきた人もいるので、とたんに人が増えてきます。
巡拝料金は東塔、西塔、横川中堂セットで1000円
阿弥陀堂や根本中堂に行くには巡拝料金1000円を支払う必要があります。
なんとこのチケット、東塔、西塔、横川中堂セットで1000円!そんなわけで、巡拝料金というようです。
西塔や横川中堂でも入口で係りの人がチケットを確認するので、チケットはなくさないように。
ガーデンミュージアム比叡や、大比叡の方に直接行くのであれば巡拝料金を支払わなくてもよいと思います。
あまり調子が上がらなくて、最初は「根本中堂お参りしたら、京都側の八瀬に降りようかなぁ」と思っていたのですが、この拝観料を見て気分が変わりました。
西塔は以前も行ったことがあるのですが、横川中堂は行ったことがありません。
横川中堂のためだけに1000円払うのもなぁ、そのためだけに比叡山来るのもなぁ、と思ってしまいました。
結局、疲労よりもセコさが上回り、この時点で横川まで歩くことが決定しました^_^;
比叡山延暦寺 東塔エリアを散策
巡拝料金を支払って、東塔エリアに入りました。
このエリアには延暦寺で有名な建物が集中しています。
大講堂。周りには「落雪注意」の看板がありました。
そのあと、根本中堂へ。
根本中堂
中堂とは「中心となる建物」のこと。根本中堂はこの東塔エリアの中心となる建物です。
雪の根本中堂は比叡山の観光写真でよく見る風景ですが、今は根本中堂は修復中。
周囲をすっぽりと覆われています。
が、中には入ってお参りをすることができます。
私も靴を脱いでお参りしました。
人もそれほど多くないので、落ち着いてお参りをすることができました。
「一隅を照らす」
好きな言葉に「一隅を照らす」があります。
これは「自分が世間で目立たなくても、また自分の力が世間で目立たないものであっても心を尽くしなさい」という意味です(意訳)
ちょうど、根本中堂の目立たないところにこの言葉が掲示されていました。
おそらく、改修工事で目立たないところにいってしまっただけなのだと思いますが、この言葉がすみっこにあることにも「おお」と思いました。
とかく誰かに評価されたい、認められたいと思いがちな自分なので、この言葉を2021年の終わりに「再発見」したことにも「何か意味があるのかなぁ」と思い、日々を過ごそうと思いました。
今回の行動食その2
- 京都土産としても有名な祇園小石の飴玉 私は「柚子あめ」と「夏蜜柑あめ」を備蓄して行動食にしています。
長くなったので、西塔~横川中堂~下山までは次回にお届けします。
以上、ご参考になればうれしいです。それでは。