先日、京都御苑の中にある「大宮・仙洞御所」に出かけました
今回は、母と一緒に京都の北のほうにある「修学院離宮」に行ってきました
無料でガイドさんに案内してもらえて、わかりやすかったのでご紹介します。
修学院離宮
修学院離宮は、17世紀に後水尾上皇によってつくられました。
広い敷地の中に上・中・下の3つの離宮があります。
修学院という名前の由来は、10世紀後半にこのあたりにあったお寺に由来します。
修学院は南北朝時代に荒廃したのですが、地名として残っていたそうです。
拝観方法
拝観は基本的には予約制
オンラインで申し込みをすることができます
予約に空きがあれば当日受付でもOK
当日受付の注意点
- 受付は、現地で当日午前11時から
- 対象となるのは午後からのツアーのみ
- 空きがなければ当日受付はなし
拝観方法
基本的には仙洞御所と同じでした
まず、受付番号などを確認し、そのあと身分証のチェックがあります
「休憩所」には、100円返却式のコインロッカー、お手洗い、自動販売機、記念品が購入できる売店があります
休憩所は現在建て替え中
何年後かには新しいものができるようです
参加にあたっての注意点
- ツアーは80分から90分
- 歩行距離は約3㎞(修学院離宮の総面積は54万㎡以上)
- 歩くところは砂利道、坂や石段(手すりなし)もあります
スニーカーがお勧め、足元不安な人は杖やストックがあるといいと思います
今回の参加者の人にも階段が不安な方がいて、他の参加者の人に手を借りて歩いていました(優しい)
で、実際の風景です
見て回ったところ
パンフレットをもらってみながら歩きます
人数が多いと集団がばらけるので、ガイドさんのそばにいる方がよく声が聞こえるとおもいます
下離宮
出発するのは下離宮
日があたって、苔がきれいでした
水の流れる庭園があります
そこから歩いて
寿月観というたてもの
ここから月を眺めていたそうです
左奥にある一段高いところが、偉いひとが座っていたところ
松並木
下離宮から中離宮に向かいます
比叡山を借景とした庭園です
手前に映っている松ですが
こんな風にきれいな松並木になっています
ここを皇室の方の隊列が通って離宮を移動したそうです
中離宮
中離宮にもいろいろ建物があるのですが、一番印象に残ったのが梅の花
市内中心部は梅の花も満開だったのに、まだこのあたりは咲き始めといったところ
お日様に照らされてきれいでした
続いて、上離宮に向かいます
上離宮へ
修学院離宮の中には、棚田や畑があります
今では地元の人や京都大学に委託し管理されているそう
他にも野菜を育てる畑がありました
上離宮はちょっと高いところにあります、階段や坂道があるので上離宮にはいかず、ここで終わりにする人もいるそうです
上離宮
階段を上ったところにある上離宮
標高が高いところにあるので、かなり景色がきれいでした
左に見えているのは愛宕山
南のほうには京都市の中心部が見えていました
庭園の中には滝もありました
浴龍池という名前の立派な池があって、これは敷地に流れ込んでいた3つの川をせき止めて作られたそうです
島の形が泳ぐ龍の形にみたてたのが名前の由来です。
この池に映る夕日を、上離宮の上の建物からながめておられたそう
真ん中にある東屋は、その昔当時のチャールズ皇太子とダイアナ妃が来た時に座ったそうです
おどろいたのは、後水尾上皇はこの敷地を自分の足で歩きまわっていたとのこと
昔の人の着物は結構重いし、足元もそんなしっかりしていなかったと思う
その中でこの坂道を歩き回っていたなんてすごいなぁ
次いで観光にお勧め
修学院離宮は京都市の中心部から少し北にあります
叡山電鉄修学院駅から歩いて15分ほどです
近くには紅葉で有名な曼殊院もあります
叡山電鉄に乗れば、鞍馬や貴船にも行くことができるので、そういう観光とセットで行くのもいいですね。
予約などはこちらの公式サイトをご覧ください
〇常盤貴子さんが出演しているテレビ番組「京都画報」がムック本になりました
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇ブログ村に登録しています。バナーをぽちっとしてもらえると嬉しいです。