京都観光

京都御苑の中の事前予約制「京都仙洞御所」に当日受付で拝観してきました

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京都御苑の中にある「仙洞御所」

正式名称は「京都仙洞御所」

宮内庁が管理をしていて、事前予約制で無料で拝観することができます。

が、予約に空きがあれば当日でも申し込みができるって知ってました?

今回たまたま当日に拝観できたので行ってきました。

当日受付をするには

当日受付は、予約に空きがあるときにのみ行われます

  • 受付開始は午前11時から
  • 現地に行って申し込みをする
  • 解放されるのは、13時以降の回のみ(午前中は空きがあっても無理)
  • 申し込みには身分証明書が必要

です。

私はたまたま前を通りかかり、「え、当日受付あるん?」と思い、受付開始まで梨木神社とかをうろうろしてから受付をしました

源氏物語「花散里」舞台、梨木神社:マンション・カフェがある変わった神社今年の大河ドラマ「光る君へ」の舞台になっている京都 主人公の紫式部が執筆した「源氏物語」の舞台も京都市内にいくつもあります。 ...

京都仙洞御所

京都仙洞御所はもともとは「大宮御所」と「仙洞御所」だったところです。

  • 大宮御所:皇太后の住居 今あるところは1867年にできたもの 天皇皇后両陛下が京都に来た時に宿泊されるところとして使われている。
  • 仙洞御所:皇位を退いた天皇の住居 1854年に焼失し、その当時上皇がいなかったので再建されずに今に至る

です。

拝観までの手順

  • 予約時間の20分前から受付開始
  • 一斉拝観なので、予約時間を過ぎたら門が閉じられるので時間厳守
  • 受付の時にも身分証明書が必要
  • 待合所にはお手洗い、ロッカー、椅子あり
  • 費用は無料
  • 英語の音声ガイドあり

です。

京都仙洞御所 拝観

案内の方の後について一斉に拝観します

京都大宮御所 車寄

まず案内されるのは、大宮御所の車寄せ

今でも使われている玄関です

この後は庭を通って御所の中へ

苔がきれいでした

京都大宮御所御常御殿と南庭

大正時代に作られた建物で、窓ガラスがはめられていて、中にはカーテンがありました

向かって左に紅梅、右に白梅が植えられています

白梅は少しずつ咲いていました

振り返ったところには、松と竹が

松竹梅の庭ともいわれています

北池

大きな池があるお庭に向かいます

まずは北池

遠くに大文字山を借景として作られたお庭

左側にかかる橋をこの後わたります

ぐるっとまわってきました

写真の奥にある隙間で、南側にある池につながっています

昔はこの池に鴨川の水を引いていたそうですが、今は琵琶湖疎水の水をひいているそうです

こちらは鎮守社

皇室とゆかりのある神社をお祀りしているそう

伊勢神宮 春日大社 石清水八幡宮 上賀茂神社 下賀茂神社 だったはず

お年をとると直接お参りするのが大変になるから、身近なところでお参りされたのかな、などと思いました

南池へ

ぐるっと回遊するように回って南側にやってきました

八ッ橋という石の橋が見えます

橋の上には藤棚があって、初夏にはきれいな花が咲くそう

八ツ橋を挟んで反対側には、州浜と言われる石12万個を敷き詰めたエリアがあります

神奈川県から運ばれた平たい石で、石1つにつきお米一升と引き換えで運ばせたそうです。

作られた当時から全くかわってないそう

ぐるっと回ってきました

こうしてみると、本当に海岸みたい

すごいなぁ

春は桜がきれいに咲くそうです

他にも、お茶室や、昔の上皇さまが上って祇園祭の山鉾を眺めたという丘とかもありました。

いろいろ見どころがあって楽しかったです。

私たちを担当してくれた職員さんのお話がとても分かりやすく、解説の最後には自然と拍手が沸き起こりました

申し込み

こんな内容が無料って、本当にすごい

お金取ってほしい・・・

拝観申し込みはこちらの公式サイトから可能です

〇京都御所、大宮・仙洞御所が紹介された書籍です


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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