鹿ヶ谷から大文字山に登るときに必ず前を通る霊艦寺門跡
これまで何度か前を通ったことはあるのですが、中に入ったことはありませんでした。
というのも、特別公開の時にしか中に入ることができないからです
今回、2024年3月20日から4月7日まで特別公開をしているとしり出かけてきました。
2024年3月31日の様子です
霊艦寺門跡
特別公開以外は入ることができない霊艦寺
私が訪れたのはいいお天気の日曜日、ということもあり10時の受付開始の段階では30人ほどが列を作っていました
拝観を終わって出てきたときには、入ってくる人はそれほど多くはなかったのでゆっくり拝観したい人は少し時間をずらしてからのほうがいいかな。
石段を上って、拝観料を支払い拝観開始です
特別公開について
特別公開は期間中の10時から16時30分
拝観料は一人800円でした
おそらく現金のみ
JR東海の「ずらし旅」の「選べる体験」にも含まれています
霊艦寺の由来
霊艦寺は「門跡」という言葉がつくことからもわかるように、皇室にゆかりのあるお寺です。
江戸時代に後水尾天皇が「霊艦寺」と名前をつけ、自身の皇女を入寺させたそうです
以降、5人の皇女・皇孫が入寺したそうです
先日訪れた修学院離宮でも後水尾天皇って出てきました。
いろいろ活動された天皇だったのでしょうね。
美しい庭園
受付を済ませて拝観開始
入り口のところから、椿がきれい
入ってすぐのところにこんなフォトスポットが
お寺の中にたくさん咲いている椿が敷き詰められています
フラワーボックスのようですよね
美しかったです
園内は基本的に一方通行
石段もある庭園を歩きます
椿はきれいに咲いているものもあれば、すでに地面に落ちているものも
こんな風に花手水にしてもらってあって、地面に落ちた後でも椿の花を楽しむことができました
庭園以外も見どころあり
美しい花が咲く庭園が有名ですが、他にも見どころがある霊艦寺
書院には、丸山応挙や狩野永徳の筆と言われる襖絵があります
これは写真撮影不可ですが、美術館にあるような作品が本来使われる姿で見ることができて貴重な機会でした
アクセスなどの情報
霊艦寺のアクセス方法はこちらです
- 住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段12
- 交通:市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車、徒歩約7分
地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約25分
市バス32系統「宮ノ前町」下車、徒歩約5分
駐車場は近くにないので要注意です
中にはお手洗いや座って休むためのベンチもあります
けっこう急な石段を上り下りするので、滑りにくいスニーカーがお勧めです
近くには哲学の道もあって、他の観光も一緒にできますね。
〇歩きながら観光するにはこういう地図があると見逃しが防げていいですね
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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