2023年下の廊下

2023年下ノ廊下Part3:雨が降ると危険度アップ!渡渉もある道を行く

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2023年の10月の連休に出かけた下ノ廊下

前回は、下ノ廊下の紹介と私が軽量化のために購入したグッズなどをご紹介しました。

2023年下ノ廊下Part2:下ノ廊下って何?どんな事前準備をしたの?ご紹介2023年の10月の連休に出かけた下ノ廊下 前回は、前泊で利用した信濃大町駅近くの旅館 七倉荘をご紹介しました https:...

今回は、出発地点の黒部ダムから

黒部ダムから出発

扇沢から電気バスで黒部ダムまで移動

観光の人とは別れて奥の方に歩いていきます

ここのお手洗いを最後に、宿泊地の小屋までお手洗いはありません

まずは沢まで下り

まずは、沢まで下ります

雨が降るなかもくもくと歩きます

1時間ほど歩いて到着したのが内蔵助谷出会い

沢は増水していました

この奥に見えているのが「黒部の巨人」と言われている岩壁

ガイドさんはこの岸壁を登ったことがあるそう。すごい・・・

ここでヘルメットとハーネスを装着

ここから水平歩道が始まるところまで登って、ようやく水平歩道が開始となります

水平歩道開始 注意点は?

いよいよ水平歩道がはじまります

水平歩道の箇所でも、危険の程度は場所によって違います

そこが慣れていない人には危ないところだと思います

危ないところには鉄のロープである番線が張られています

危険度としては、

  1. 番線がないところ(反対側がそこまで崖じゃない)
  2. 番線があってもそこまで必要としないところ(まぁまぁあ道幅あって、崖の高さがまし)
  3. 片手を添えながら進むところ(普通に落ちたら終わり)
  4. 両手を使って持った方がいいところ(カーブになっていたり、でっぱりがある)
  5. ロープで確保しながら進むところ(狭いし、上も低くて転ぶリスクが高い)

で次第に危険度が増します

素人にはその違いが分かりにくいし、なんせずっと危険なので感覚が麻痺してきます。

ガイドさんが「ここはしっかり両手で持って」とか、「この先は危ないよ」と声をかけてくれるので、メリハリを持って進むことができました

写真撮影は危険

ガイドさん曰く「写真を撮った後が一番危険」とのこと

写真を撮るときはどうしても立ち止まるので、番線から手をはなしたり、写真を撮ったあと動き出すときに足を滑らせたり、ザックを岩にひっかけて転倒するリスクが高まるそうです

なので、今回は危ないところの写真は私たちは撮影せず、ガイドさんが撮影してくれました。

雨の影響で渡渉が!

私が歩いた時は、前日からの雨で川の水が増水していました

途中すれ違った人から「40cmくらいの深さのところを渡る必要があって、太もものところまで濡れた」と情報がありました

背の小さな私では大丈夫かな、ガイドさんが判断してくれるだろうけれど黒部ダムに戻るとなったら上り道で大変だな、などと思いながら歩きました。

で、実際にその現場「別山谷出合」に到着

確かにロープが張られていて、そこは40cmくらいの深さで流れも早い・・・

私たちは、ガイドさんがその下流に、濡れずに飛び石で渡れるところを発見。

ロープで繋いで安全を確保してもらって、なんとか濡れずに飛び越えることができました(写真に写っているのはガイドさんと一緒に行った人です)

ガイドさんからは事前に「靴下を脱いで歩くことになるかも」と言われていました

小屋で出会った他の方たちは、濡れながら歩いたそうです

ガイドさんの適切な判断&サポートのおかげでぬれずにわたることができました。

この渡渉ヶ所のすぐ隣ガイドさん曰く「ここが唯一の休憩ポイント」でお昼休憩

次からは絶景ポイントand小屋まで一踏ん張りの様子をご紹介します

〇下ノ廊下の写真などがたくさん掲載されている本です


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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