そのお店を知ったのは、「四条河原町」「かき氷」でのGoogle検索でした(たぶん)。
よく見てみると、祇園のミシュラン二つ星の和食店「祇園又吉」が運営している様子。
「祇園又吉」は、夜のみの営業で価格帯も高めなので行ったことはないけれど、このお店がしているなら、美味しいやろうなぁ、と思いました。
まだオープンしたばかりで、「かき氷〇選」のようなネット記事でもあまり紹介されていません。
そのお店の名前は「また吉」と書いて、「またきち」。
メニューを見ると天然氷を使っているみたい!
ぜひ行きたい、ということで出かけました。
また吉
お店は、祇園でも建仁寺にほど近いところ。
多くの観光客が通るところです。
2022年9月の三連休の初日に伺いました。
ネットをいると「事前に電話を」とあったので、訪れる直前に電話。
「一人なら大丈夫です」ということで向かいました。
目印はこの暖簾かな、鮮やかな色なのでうろうろしていたら気づけると思います。
お店はカンター席と
テーブル席もありました。
私が入店する前に4人グループの方が出ていかれたので、その器が残ったままです。
メニュー
かき氷のメニューはこちら
時期的に苺は終わっているようでした
トッピングもあります。
トッピング500円って、強気の価格設定
ホームページでは食事メニューも掲載されていますが、今は人手の問題で食事メニューはカレーのみ提供しているようでした。
宇治金時1800円に練乳トッピング500円
結構なお値段なので、迷いましたが、こういう時は「しょっちゅうくるわけじゃないし食べたいものいっとこー」ということで。
宇治金時に練乳をトッピングしてみました。
目の前で削ってくれます。
ふわっふわの氷が器の中に積もっていて、期待が膨らみます。
じゃーん。
色が飛んでますが、練乳はデミカップのような器に入れて提供されました。
練乳をかけたらこんな感じ。
氷のふわふわである様子が伝わるでしょうか。
抹茶シロップもけっこう甘くて、練乳の甘さがなくても良いとは思いますが、練乳自体もおいしかったのでトッピングをつけてみてよかったです。
で、こちらの「金時」は餡子ではなくて、黒豆でした。
黒豆が見えますか?
表面にトッピングされているだけでなくて、中にも入れられていました。
当然のことながら、ふっくらと炊かれた黒豆、美味しかったです。
感想
店内はジャズが流れていて落ち着いた雰囲気。
パーテーションとかはありませんが、なんか、ゆったりしていました。
価格帯からも騒がしく話をする人はそれほど多くはないのでは?と思います。
この静寂が保たれてほしいけれど、多くの人に知ってほしいという思いも・・・
お店の方によると「祇園又吉のお客さんか、祇園界隈の人くらいにしかお知らせしていません」とのこと。
冬は、かき氷を小さくしてお汁粉とセットにする、という構想もあるようす。
というわけで、まとめると「高いけど値段は納得、美味しいからまた食べにくる」でした。
「天然氷」の看板を見て飛び込んだ、という東京から観光にこられたご夫婦もおられました。
そのご夫婦は日光まで天然氷のかき氷を食べに行かれるそう。
日光の氷とそん色なく、美味しい、とのことでした
日光までなかなか行くことができないので、お高めの値段設定でも、このいい雰囲気だし、満足してお店を出ました。
お店を出るときも、外までお見送りをしていただき、祇園の和食店が運営するお店であることを感じました。
店舗概要
- 店名:また吉(またきち) 公式インスタグラムはこちら
- 住所:京都市東山区祇園町南側570-120 万治ビル1階
- 電話番号:075-366-5177
- 営業時間:11:00-15:00 17:00-22:00
- 昼は用お電話、夜は完全予約
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇Hanakoの2022年10月増刊号は京都特集です