立春が過ぎると、春の訪れを感じるようになります。
今回、はるばる大阪の泉佐野市まで、結城紬の勉強会に行ってきました。
結城紬の勉強会は事前申し込み制で、熱中するあまりに写真はありません(^^;
同じ会場で開催していた、「泉州ひなまつり」の展示と木綿のきもの展も見てきたのでご紹介します。
芝蘭堂でのひな祭り&木綿の着物展
まず、誰でも見ることができる、雛飾り&木綿の着物展についてご紹介します。
第13回泉州ひなまつり展
今年で13回になる、泉州ひなまつり。
泉佐野市内の各所で、各家庭で保存されていた雛飾りが展示されます。
古いものは明治時代のものもあるのだとか。
今回私が訪れた芝蘭堂はその会場の一つです。
ひな祭りの時の遊びである、貝合わせのお道具が飾られていました
小さいのはアサリの貝合わせ。
小さい貝殻のなかに絵が描かれていました。
床の間には雛飾り。
黒いお膳は女の子用のお膳です。
このおうちにある女の子用のお膳が展示されていました。
男の子用のお膳は、中だけじゃなくて外も赤く塗られているのだそうです
投扇興や、お琴、屏風の展示もありました。
他にも小さな子供の着物も展示されていて、かわいかったです。
木綿の着物展
別の部屋では木綿の着物も展示されていました。
さらっと、人間国宝の着物も展示されていました。
私は手前の「ニコニコ絣」の明るい色使いがとても気になりました。
左手前は柿の柄、真ん中はさくらんぼ?とてもかわいらしい柄でした。
右奥のものも立派でした。
50点近く展示されていたのではないでしょうか。
いろんな着物を見ることができて、楽しかったです。
開催概要
- 会期:2023年2月18日から3月5日
- 時間:10時から16時
- 会場:旧山本家住宅紫蘭堂 大阪府泉佐野市本町4−7
- 料金:1000円
泉州タオルのお土産もありました
結城紬勉強会の感想
芝蘭堂の2階で開催された結城紬の勉強会。
1回2時間で、各回6名限定。
芝蘭堂のオーナーさんが持っておられる結城紬を触って、ルーペでのぞいて見方を教えていただきました。
私は以前、佐藤チアキ和装塾の「紬・上布の見分け方講習会」に参加したことがあるのですが、忘れていることも多くて改めて結城紬を知ることができて楽しかったです。
私は結城紬は持っていないのですが、やっぱり濃い色合いの着物が多かったです。
教えてくださった芝蘭堂オーナーさんもおっしゃっていましたが、新しくつくられる着物も昔ながらの色柄が多いそう。
リユースの結城紬もおかれていましたが、着たい!と思うものはなくて、ほっとしたりがっかりしたりしました。
でも、別のものを連れて帰ってきてしまったので、それは次のブログでご紹介します。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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