先日もご紹介した、京都市在住の着物スタイルアドバイザー、佐藤チアキ先生が主催する「佐藤チアキ和装塾」の「紬・上布の見分け方講座」
月1回で3回にわたって開催される講座になります。
第2回目の今回は「大島紬」について学びました。
詳しくなければSNSなどで紹介するのはOKとのことですので、参加して感じたことをご紹介します。
紬・上布の見分け方講座第2回:大島紬
1回の講座の流れはこんな感じ。
- 事前にテーマに沿ったYoutubeが紹介されて、事前学習
- 当日は2時間みっちり、チアキ先生のお着物を触ってお勉強
- 講座終了後希望者は近くの着物やさん「だいやす」さんで、実習(笑)
です。
貴重な着物を手に取って
講座当日は、資料を使ったレクチャーだけでなく、今回もたくさんの大島紬を触らせてもらえました。
どうやらめちゃめちゃ貴重な(今はもう織られていない)着物もあるそう。
今回も大事なのは
- まず、全体をみて、触ってあたりをつける
- ルーペを見て、絣の入り方、算、マルキ、染色方法を見ていく
という流れです。
ある程度パターンが決まっているので、どの織り方か判断するアルゴリズムも作ることができるんじゃないかな。
参加者の方のお話も楽しい
講座そのもの以外に楽しいのが「一緒に参加している方のお話」です。
聞いたことのない作家さんの名前や、織り元さんの名前が出てきて、そのたびに質問したりネットで実物(と値段)を確認したりしています。
「こういう着物もあるんや」とか、「この人たちがこれだけ興奮しているというのはこの着物はすごく貴重なんやな」とか分かって楽しいです。
参加していた着付け教室もお休みになってから、着物のことについて話をする人もいなかったのでこういう時間も楽しいです。
当日の着物コーデ
その日の着物コーデです
- コートは、先日購入した和洋兼用のケープ。
やっぱり、静電気がひどくて、次購入するときは静電気が起きにくい素材にしようと思っています。
- 羽織は、母か祖母から譲られた、黒地に花模様の羽織。羽織紐の位置についてはご愛敬。
- 着物は、ヤフオクで購入した新田さんの紅花染め。気に入っていて、よく着ています。
- 帯は、こちらも母か祖母からの椿の名古屋帯。お太鼓にもきれいな椿が描かれています。
- 帯揚げは、クリーム地にオレンジのとび絞り。これも譲られたもの(ありがたや)
- 帯締めは、ヤフオクで購入した、道明さんのもの。
もうすぐ春なので、着物にとってらくちんな季節がやってきますね。
以上。ご参考になればうれしいです。それでは。