お天気と、週末がうまくあった2月中旬
やらなきゃいけないことはあるけど、翌週末の天気予報がいまいちだったので「山に行こう!」とでかけました。
京都府内の山がいいご時世なので「分県登山ガイド京都府の山」を参考にあたためていた「行きたい山リスト」から行き先をきめました。
行き先は京都府木津川市にある「三上山」ルートは「分県登山ガイド京都府の山」にあるものをお参考にしました。
JR加茂駅からスタート
今回はJRの駅と駅をつなぐルートにしました。
スタートはJR加茂駅。

駅構内にも歴史散策ルートの案内があって、今日通る名所についても解説が書かれています。

正直、ここまで整備されているとは思っていませんでした。
このあたりのエリアを「山城(やましろ)」というのですが、この地域の観光名所を紹介する「京都やましろ観光」というサイトがありました。
名所が書き込まれた地図もあるので、京都市以外の京都観光がきになっている方はぜひ見てみてください。
平安京になるまでの京都について知ることができる地域だと思います。
<JR加茂駅周辺情報>
お手洗いは駅構内にあります。水洗・トイレットペーパーあり
お店は駅を出たところにローソンがあります。
この先お店はないので、買い出しは加茂駅周辺で。
たった5年の都「恭仁宮跡」へ
JR加茂駅を出たら、舗装道路を歩きます。

木津川を渡ります。
整備されていて、道標は豊富。

恭仁宮跡に到着。(くにきゅう、と読みます)

740年からたった5年だけ都だったところ。
その後は国分寺として発展をしていたようです。
説明の看板もあって、歴史の勉強ができます。

昔はここに都があって、人々が行きかっていたのかな、などと思いました。
<恭仁宮跡周辺情報>
自動販売機が道路向かいの建物脇にあります。
学習センターのようなものがあるので、お手洗いもどこかにあるのかも?
私は気が付けませんでした。
JR加茂駅からバスも出ているようです
ぜひ拝観してほしい「海住山寺」
次は「海住山寺」(かいじゅうせんじ)に向かいます。
車道もあるのですが、ハイキングコースがあるので、その道で。

動物除けのフェンスを抜けて進みます。
加茂神社に到着

ここが少しわかりにくくて、神社の方ではなく上の写真では後ろの方にハイキングコースがあります。

こんな感じで道標があるので大丈夫かと。
厄払いのお寺「海住山寺」
「海住山寺」を通りぬけるには100円の通行料がかかります。

ハイキングコースとしては、海住山寺を通らずに行く道もあります。
私は訪れるのが初めてだったので、拝観することにしました。
この海住山寺は、735年に創建されました。
奈良の大仏建立が安全に行われるように、という願いをこめて作られたようです。
結構な山のなかなので、当時は作るのもお参りするのも大変だったんじゃないかな。

立派な五重塔
せっかくなので本堂にも参拝しました。
古い仏像があって、お寺の歴史を感じました。
ちょうど厄払いのご祈祷に来ている人もいて、地元の人からも信頼されているお寺であることを感じました。
本堂の裏手をのぼったところには東屋があります

こちらは500円の拝観料を支払っていれば利用可能であるようです。

南には奈良の山々が見えます。
この景色をみることができるなら、100円の通行料は惜しくないし、本堂に入ったり休憩するなら500円の拝観料も惜しくはないな、と思いました。
<海住山寺周辺情報>
拝観時間:午前9時~午後16時30
ただ通り抜けるだけ100円
境内で休憩したり本堂を拝観する場合500円
境内に水洗トイレあり(別途お気持ち代金必要)
自動販売機はたしかあったような
こうやって、山を歩くだけでなくてお寺や歴史について知ることができるのも楽しみの一つです。
京都府の南の方は、平安遷都前からの歴史があるのだな、ということを改めて感じました。
以上、ご参考になればうれしいです。それでは。