2023年11月中旬に出かけた立山室堂
前回は宿泊した雷鳥荘の様子をご紹介しました
今回は雷鳥荘の朝食と、やっぱり真っ白だった室堂、そしてその体験から雪山初心者が学んだことをご紹介します
雷鳥荘の朝
前日は遅くまで吹雪いていた立山室堂周辺
天気の回復が遅れるということで起きるのもゆっくり
朝7時の朝ご飯に合わせて起きることになりました
まだ火のついていない暖炉は、6時位にスタッフの方が火を入れたら途端に部屋が暖かくなりました
美味しい朝ご飯
朝食は夕食と同じ食堂で
朝ご飯はバイキング形式でした
食べたいものを載せたら、茶色くなった・・・
腹ごしらえは完了しました!
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真っ白ななか出発
当初の予定では、今日は雄山に登るはずでした
前日の時点で天気が悪かったので、当日の状況を見て、
予定通り雄山
or 室堂に近い浄土山
or 室堂周辺で歩き方訓練
という事になりました
雷鳥荘を出発したのは結局午前9時
天候が回復するのを待っていましたが回復が遅れていて、風と雪が収まったタイミングで出発しました。
歩き始めてびっくりしたのは前日から増えた雪の量
吹き溜まりのところなどは太ももくらいの深さの雪でした
ガイドさんが雪の状態を確認し
どういう雪の状態が危ないかと言うことについては、長年雪の状態を確認しどういうときに事故が起きたか、などの蓄積で判断しているとのこと。
医者が正常所見を繰り返し診ることで異常に気づくことができるのと似ているな、と思いました。
いずれにしても付け焼き刃での対応や判断はしないほうがいいことを学びました
写真は真っ白なミクリガ池
雪の影響でどこまでが地面かわかりにくくなっているので、どこまでが安全か指示をしてもらって撮影しました
積雪の影響で朝から富山県側の立山黒部アルペンルートが運休で、いつ再開するかわからず再開したタイミングで帰宅できるようにホテル立山の周辺で過ごすことになりました。
雪上歩き方訓練
ホテル立山周辺まで戻ってきて歩き方の練習をしました
前日眼鏡が凍って怖かった経験から、眼鏡が凍らないように注意して歩いたので、楽に歩くことができました。
歩き方訓練で学んだこと
- 土踏まずを意識して、転ばない歩行技術を身につける
- 万が一転倒したときは、ピッケルを地面に打ち付ける
これを繰り返し練習しました
私は雪国出身でもないし、雪山初心者なので雪の上で上手く転ぶこと自体が難しかったです
最後にザックを背負って転んでみましたが、いろんな手技がより一層難しく感じました。
この時点で富山側のアルペンルートが開通するという連絡が入り、2日間の行程は終了
富山側は開通しても遅れがあるということでまだ時間の読める長野側から帰宅しました
私達が帰ったあと天候は回復したそうです
帰路のアルペンルートでは針ノ木岳などの山々がきれいに見えていました
いつかは雪の雄山に登って、真っ白な北アルプスの山々を見てみたいなぁ
2日間の感想
残念ながら山に登ることはできませんでしたが得るものの多かった2日間でした
ガイドさんと一緒に悪天候を経験したことで、サングラス眼鏡の取り扱いの大切さを実感しました
これからの山では土踏まずを意識して歩きたいです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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