2023年の10月中旬に奈良に出かけました。
若草山を散策後、喫茶スペース工場跡で美味しいサンドイッチをいただきのんびり
予約しているかき氷屋さんの時間も、ホテルのチェックインの時間もまだだいぶ先・・・
どうしよう、東大寺ミュージアムにでも行こうかな、と思い大仏殿の方へふらふら歩いていきました
東大寺開山 良弁僧正1250年 御遠忌法要
すると、大仏殿のあたりから声が
どうやら、朝準備していた法要が行われているそう
中に入ればそばで見られるかも、ということで、大仏殿に入ることができるコンサートチケットを使って本日2回目の大仏殿に入りました
東大寺開山 良弁僧正1250年 御遠忌法要
この法要は東大寺開山に尽力した良弁僧正が亡くなって1250年の法要です
多くのお坊さん、茶道や華道の人たちも参列しています
こんなにたくさんの色無地の着物を見たのは初めて
私が到着したのは法要の最後の方
お坊さんがお参りをしていました
その後は雅楽が鳴り響き、舞の奉納(舞楽というらしい)
私のスマホ写真では舞の様子までは綺麗に写せませんでしたが、一つ一つの動作がゆっくりで見た目以上に疲れそうな踊りだな、と思いました。
どこかでウワーッと盛り上がるところがあるのかな、と思ってましたが、ずーっとおなじテンポのまま終わりました
源氏物語とかで、「雅楽に乗せて舞う光源氏にうっとり」という記載がありましたが、見た目がいい人が舞うとうっとりするのかなぁ
行列
雅楽が終わった時点で大仏殿を出ました
すると、何やら、人が列を作っています
どうやら、法要が終わり、法要に参列していた人の行列があるそう
待っていたら、僧兵の格好をした人が散華(法要でひらひら舞うやつ)を配ってくださいました
正確には「いただけますか」と自ら近づいてゲットした
何かいいことあるかな
しばらくすると、再び雅楽の音が
演奏者の方が笛などを演奏しながら隊列を組んで歩き昔の衣装を着た人たちが続きます
その後を、多くのひとに担がれた輿が
乗っておられる人のお顔は隠されています
きっと、東大寺で1番偉い方なのでしょう
特別法要に関連する行事とはいえ、輿にのって移動するほどの人って、どういう時間を過ごしてきたのかな、と思いました。
もう一つ輿がありましたが、その方のお顔は隠されてはいませんでした。
その後は、大勢のお坊さんが徒歩で続きます
大勢のお坊さんが関わり、1300年以上も続く東大寺というものの歴史やそれを守ってきたひとの思いを感じました。
一通り行列がいくのを見送り、東大寺ミュージアムで日光・月光菩薩像を拝観
行列に参加した人たちがミュージアムの地下で着替えて出てくる様子が面白かった
参列をしていた人のお弁当は高級料亭なだ万のもの
参加した人たちのお弁当は、ビニール袋に入ったものでした
滅多に出会えない特別法要を少しだけでも見ることができてよかったです。
この後はかき氷をたべ、ホテルにチェックインしてから、この日3回目の大仏殿で雨のなかコンサートを聞いたのでした
奈良公園あたりは結構歩いたので、次は他のエリアにも足を伸ばしてみたいです
〇3日間あった法要の東大寺公式サイトの記載はこちら
〇おとなの奈良観光のガイドブックです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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