ガイドさんに連れて行っていただいた、雪の赤岳登山。
前回は、赤岳鉱泉まで行った初日の様子をご紹介しました。
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今回は、いよいよ赤岳登山の様子をご紹介します。
いざ、赤岳へ。
とは言ったものの・・・
写真撮影をする余裕はなく、また、曇り空だったこともあって写真をほとんど撮っていません(^^;
私は超初心者なので、準備も遅くみなさんをお待たせしてしましました。
写真を撮る作業も時間がかかってしまうので、あまり写真をとりませんでした。
朝ご飯はお弁当
この日は午後になるほど天気が悪くなる予報でした。
朝ご飯はお弁当にしてもらいました。
粽のお弁当で、おいしかったです。
朝でもお湯をもらうことはできました。
不要な荷物は赤岳鉱泉に置かせてもらって、登山開始です。
まずは行者小屋へ
用意ができたら、赤岳鉱泉から行者小屋へ向かいます。
行者小屋まではチェーンスパイクで行く人も多かったですが、私たちはアイゼンでした。
たぶん、アイゼン装着時間がかかるので最初からアイゼンにしていたのだと思います。
行者小屋の方が少し標高が高いので、朝いちばんからけっこう登ります💦
帰りに撮影した行者小屋、営業していないこともあり雪に埋もれていました。
登りは地蔵尾根へ
一般的なルートとして、地蔵尾根と文三郎尾根があります。
今回は登りは地蔵尾根になりました。
雲行きからして、地蔵尾根の方がよさそう、と思われたようです。
実際そうでしたよ。
森林限界に出る手前のところでは雪崩のあともありました。
ガイドさんと一緒だと、こういう危険なところを教えてもらいながら登ることができます。
登りなので、先頭がガイドさんです。
一番経験の浅い私が、3番目、私の後ろに経験者の方が付く、という並びです。
少し景色が見えたところでの写真です。
実際この日は地蔵尾根の方が景色が良い瞬間が多かったようです。
地蔵尾根の急登は、私にはこたえました。
夏に登ったことがありますが、それよりもつらかった!
赤岳山頂
地蔵の頭から赤岳山頂までは、風も強かったです。
岩が出ているところもありましたが、ガイドさんと一緒という安心感で登ることができました。
ナイフリッジのようなところがあるよ、とも言われていましたがこの日は雪で埋まっていたのと、お天気も悪かったので気づかず通りすぎました。
お天気がいまいちな日でしたが、雪山最後の週末か?という天気予報だったこともありたくさんの方が登っておられまいた。
山頂で写真は撮ったのですが、山頂標識だけの写真を撮り忘れました。
ま、下りの写真を見たら、違う尾根を下りていることは見る人がみたらわかるのでOKです。
赤岳山頂は風が吹きっさらすので休憩には向きません。
少し文三郎尾根の方に向かったところの岩のかげになるところが、風の影響も少なく休憩できるのでお勧めです。
文三郎尾根で下山
下山は文三郎尾根で下ります。
先を行く下山者の方が一瞬道を間違えておられました。
冬は道が見えにくいので要注意ですね。
下山は、一番初心者の私が先頭になって下山しました。
下山すると少しずつ天気が良くなってきました。
前を行く、同じグループの方です。
この方は経験者なので、ロープは必要なく、すたすた下りていかれました。
たたずまいが格好良かったのでパチリ(写真の利用についてはOKいただいています)
下りも結構急なところもありましたが、ガイドさんがロープで確保してくださっていることもあり安心して下山することができました。
行者小屋からはまた赤岳鉱泉に戻ります。
途中見えた大同心と小同心が恰好よかったです。
赤岳鉱泉で荷物を回収したあとは、美濃戸まで下山。
美濃戸からガイドさんの車にのって、途中美濃戸口にあるJ&Nでケーキを食べて帰宅しました。
12本アイゼンとピッケルが必要な雪山登山は初めてでした。
信頼のできるガイドさんと、同行していただいた方のおかげで赤岳に登ることができました。
ガイドさんと一緒でなければ、こういう山に登ることはできなかったと思うので、本当によかったです。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇山と高原地図の八ヶ岳