2022木曽駒ケ岳(残雪期)

残雪期木曽駒ヶ岳Part4:千畳敷から木曽駒ケ岳往復

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残雪期の木曽駒ケ岳に登った記録。

前回は、ホテル千畳敷のお料理をご紹介しました。

残雪期木曽駒ヶ岳Part3:ホテル千畳敷の食事と風景日本最高所のホテル千畳敷での食事や風景をご紹介します。...

今回はいよいよ、木曽駒ケ岳までの登山の様子をお届けします。

いざ、木曽駒ケ岳へ

朝ご飯を食べ終わったら、ホテルをチェックアウト。

山登りに必要のない荷物はホテルが預かってくれました。

できるだけ身軽になって登山開始です。

乗越浄土まで

まずは、乗越浄土を目指します。

雪はたっぷり。

上の写真で真ん中のへこんでいるあたりが乗越浄土です。

登山の無事をお願いしてから、出発。

最初は平たんな道をトラバース。

気温が高い時間帯だと雪崩や落石に注意をしないといけません。

南アルプスがきれいに見えています。

このあたりから次第に急になってきます。

かなり上がってきました。

雪になれていない私は、雪のある間は12本爪アイゼンを装着して歩きました。

雪も緩んでいる時期だったので、特にアイゼンをつけずに歩いている人もいました。

前日のトレースが残っているかと期待しましたが・・・

多くの人が下山は「尻セード」したのか、トレースは途切れ途切れでした。

傾斜がかなり急になると、さすがに尻セードする人はいなくなってトレースがつながり歩きやすくなりました。

乗越浄土到着!

慣れていない私は、マイペースで登りたかったので、一番にホテルを出発。

私が登った5月下旬はロープーウェイの始発も早くありません。

結果、木曽駒ケ岳の手前まで、一番先頭でマイペースで歩くことができました。

中岳へ

乗越浄土からは、出発した千畳敷と南アルプスがきれいでした。

宝剣岳や空木岳も見えていました。

乗越浄土からほどなくして中岳到着。

歩いてきた道が見えています。

乗越浄土が真ん中。

見えている小屋は営業開始前です。

中岳から木曽駒ケ岳へ

次は木曽駒ケ岳に向けて出発

一度下って、登り返します。

ここで見えている小屋は営業開始前。

左手に御嶽山が見えてきました。

振り返ると、宝剣岳や空木岳方面&三ノ沢岳

最後はちょっと雪の上もあるきつつ・・・

木曽駒ケ岳に到着!

信仰の山らしく、神社もありました。

この日はとてもいいお天気で、360度の大展望でした。

木曽駒ケ岳山頂からの景色

御嶽山、乗鞍岳から北アルプスの山並み

北アルプスの全景

たぶん、八ヶ岳や関東北部の山々が見えているはず

南アルプス

富士山アップ

宝剣岳、三ノ沢岳の間には中央アルプス南側の山々

山頂で写真をとったり、他の登山者のかたとおしゃべりして下山開始

千畳敷まで下山

帰りは来た道を下山しました。

ロープーウェイの始発便で登ってきた人たちとすれ違いました。

私のようにアイゼン+ピッケル+ヘルメット、という人は少数派でした。

けっこうな傾斜なので、下りはなんらかのアイゼンがあったほうが良いと思いました。

傾斜はきついですが、地形&雪が緩んでいるのですべっても「大きな滑り台」のような感じで大きなけがはないと思いました。

私も実際、少し滑ってしまったのですが、ピッケルを持っていたおかげですぐに停止できました。

下りもタイミングよくて、私の前後に人はいなくて、逆方向で登ってくる人もほとんどいない時間帯でした。

おかげで自分のペースで歩くことができてよかったです。

前後に人がいたら「誰か落ちてこないか」「私が滑って迷惑かけないか」と気になってしまったと思います。

最後は「こまくさの湯」に立ち寄って、帰りも高速バスを使って帰宅しました。

https://parallel-careers.com/kisokoma-4/3843/

感想

残雪期木曽駒ケ岳登山の記録はこれで終わりです。

小学生だった30年以上前に家屋で宝剣岳に登ったことはありました。

ロープウェイが混雑していたので、その時は木曾駒ケ岳は登ることができませんでした。

30年越しに木曽駒ケ岳に登ることができて、なんか胸のつかえがとれた感じがしました。

中央アルプスのほかの山にも機会があれば登ってみたいと思いました。

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

〇山に登るときは必携!中央アルプスの地図です


 

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