前回、郵便局に行くために入った京都高島屋の着物コーナーでなぜかリユースの半幅帯を買ってしまった話をしました。
そこで満足をして本来の目的地であったアウトドアショップに行けばよかったのに・・・
なぜかそのあと帯締めを買ってしまったお話です
出会ってしまった 平田組紐
半幅帯を購入して、下りエスカレーターに移動するときにに出会ってしまったのが「平田組紐 実演」の文字
以前から楽しく読んでいる着物ブログ「京都はんなり着物歳時記」で何度か取り上げられている「平田組紐」
国産の絹を使っている帯締めは今ではここだけとのこと。
どんな帯締めかな、と思っていました。
正直、「京都はんなり着物歳時記」に出てくる着物や帯は私では購入できません。
それでも、小物なら何とかなるかな、とも思ってました。
で、そんなときに出会ったのが今回の「平田組紐」の文字!
ちょうど実演をされていて、1人の女性と話をされていました。
アウトドアショップに行く恰好の私は、見込顧客とは思われないので話しかけられることはありません。
おかげで、置かれている商品を見ることができました。
そんななか、着物売り場のスタッフの方が「こんなに商品があるのは実演販売のときだけですよ」と悪魔のささやき
つい、「この機会に何か買いたい」と思ってしまいました
で、最終的に購入したのがこの2つの帯締め
角朝組 遊玄染 平田竹峯作
こちらの帯締めは実演をしていた平田竹峯さんが「今のあなたにはこれ」とすすめてくれたもの
私が好きな色合いでびっくり!
「紬でも小紋でもどんな着物にも合うよ」と。
何も考えず手に取りたくなる色・組み合わせだな、と思いました。
これからたくさん着用したいと思います。
帯締めの左右について
そして、教えていただいたのが「帯締めの左右」について
この帯締めのように、柄・色が左右で異なるとき、どう締めたらいいかわからなくなることないでしょうか?
平田さんによると「地色が本人の左」だそう
左側の方が格上という「左上位」の考え方にのっとっているみたい。
ネットで調べてみたらこれは地色だけでなくて、柄についても言えて、柄が多い側が左が良いそうです
今の時代、そこまで気にする必要はないと思うのですが、知っていると帯を締めるときにも意識が変わると思いました。
冠組 正倉院 五十嵐ツルイ作
調子にのってもう1つ購入してしまったのがこちら
この模様がハートのようでかわいくて惹かれました
本当は地色が白色のものに惹かれていたのですが
職人さん曰く「白は難しい。もっと着物を着なれた人じゃないと」とのこと
私にはこの色が合う、とすすめてくれました。
確かに、白色は難しいよね。
かわいいこの帯締めをたくさん活用したいと思います。
帯締め2本購入して、結構な出費になりました
「いつもはしないけど箱書きするよ」と箱書きまでしていただけて、思い出が増えました。
ありがとうございます。
それでも着物や帯よりは安いし、譲り受けた昔の着物や帯でも帯締めが新しいだけでちょっと雰囲気が変わる気がしています。
どんどん着用して元をとっていきたいです。
ちなみに、「あなたが80歳の時になったら似合うのがこれ」と言われたのが深い紫色で「締めたらハートになる」という帯締め
素敵やったなぁ
80歳まで元気に着物を着られるように、新しい帯締めが買える自分でいたいと思いました。
〇平田組紐さんのことが紹介されたサイトです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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