勉強会情報

感染症についての情報をタイパ良く入手:無料で登録できるIDATENメーリングリスト&セミナーご紹介

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専門領域がなんであれ、感染症はついてまわります。

特殊な感染症であれば感染症の専門科に診察をゆだねることができますが、どの専門領域でも何かしらの感染症を治療することになるでしょう。

初期研修医の時は一生懸命感染症を勉強していても、知識をブラッシュアップしていないと今の常識について行くことができません。

今回は感染症の勉強に役立つツール&勉強会のご紹介です。

IDATEN(日本感染症教育研究会)

IDATENは日本の感染症診療と教育を普及・確立・発展させるために活動している団体で、メーリングリスト上での情報交換や、症例検討会、セミナーを開催しています。

メーリングリスト

IDATENのメーリングリストに入っておくと、最新の感染症領域の情報が入ってくるので、特に昨年以降重宝しています(情報量が多いので、取捨選択する必要はありますが)

ML参加者の相談にも、エキスパートの先生が回答されていて、その回答からも学ぶことが多いです。

症例検討会

もう10年以上も前に一度聴衆として参加をしたことがあります。同僚(当時後期研修医)が症例提示をしていましたが、熱意溢れる会だった記憶があります。

セミナー(夏と冬)

年2回開催されていたセミナー。

空き時間に参加者で観光にでかけたり、いろんなアクティビティがあって楽しかったです。

その際に出会った人と後々別の場で再会したり、勉強以外に得ることも多かったです。

IDATENセミナー2023

引き続きご紹介するのが、オンライン開催&オンデマンド配信の感染症勉強会です。

有料ではありますが繰り返し視聴できるのでおすすめです

概要

  • オンデマンド:2023年12月17日(日)から2024年3月16日(日)まで視聴
  • ライブ1:2023年12月17日(日)PM1:30~4:00(予定)
  • ライブ2:2023年12月24日(日)PM1:30~4:00(予定)

申し込み

  • 参加費:3,000円(すべての医療従事者、医療系学生参加可能)
  • 申し込み期限:オンデマンドレクチャーは2023年12月24日(日)まで。ライブセッションへの参加希望者は、12月10日(日)まで

こちらのサイトから申し込みをお願いします

内容(オンデマンド・ベーシックレクチャー) 講師敬称略

1 感染症診療の原則

川西市立総合医療センター 感染症内科 上山伸也

2 感染対策の原則

飯塚病院 感染症科 的野多加志

3 かぜ診療

大阪大学大学院医学系研究科 変革的感染制御システム開発学 山本舜悟

〇山本先生の書籍です


4 呼吸器感染症

手稲渓仁会病院 感染症科 菊池航紀

5 循環器感染症

東京都立多摩総合医療センター 感染症内科 織田錬太郎

6 消化器感染症

大阪大学医学部附属病院 感染制御部/感染症内科 松尾裕央

7 腎・泌尿器感染症

筑波大学 感染症内科学/筑波メディカルセンター病院 感染症内科 寺田教彦

8 神経感染症

京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学/京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部 篠原浩

9 皮膚・軟部組織感染症

沖縄県立中部病院 感染症内科 高倉俊一

内容(オンデマンド・アドバンスレクチャー) 講師敬称略

10 輸入感染症の考え方

国立国際医療研究センター 国際感染症センター 野本英俊

11 固形臓器腫瘍に関連する感染症

愛知県がんセンター 感染症内科部 伊東直哉


12 固形臓器移植に関連する感染症

国立成育医療研究センター 感染症科 庄司健介

13 血液悪性腫瘍に関連する感染症

国立がん研究センター東病院 感染症科 冲中敬二

14 リウマチ・膠原病疾患に伴う感染症

諏訪中央病院 リウマチ膠原病内科 村中清春

15 抗酸菌感染症

東邦大学 地域連携感染制御学講座/国立国際医療研究センター 呼吸器内科 塩沢綾子

16 真菌感染症(酵母様真菌)

東京医科歯科大学病院 感染症内科・感染制御部 岡本耕

17 真菌感染症(糸状菌)

京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学 京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部 土戸康弘

18 感受性から読み解く薬剤耐性機序総論

兵庫県立はりま姫路総合医療センター 感染症内科 西村翔

19 薬剤耐性菌の抗菌薬治療戦略(グラム陽性球菌)

藤田医科大学 感染症科 上原由紀

20 薬剤耐性菌の抗菌薬治療戦略(グラム陰性桿菌)

東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 原田壮平

21 小児感染症の考え方

東京都立小児総合医療センター 感染症科 芝田明和

22 こどもに使える内服抗菌薬

埼玉県立小児医療センター 感染免疫・アレルギー科 古市美穂子

23 2023年の必読感染症論文

神戸市立医療センター中央市民病院 感染症科 黒田浩一

〇黒田先生の書籍です


24 グラム染色道場

大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学 山本剛

25 TDM(薬物血中濃度モニタリング)

静岡県立静岡がんセンターRMQC室 望月敬浩

26 院内ASP(抗菌薬適正使用支援プログラム)の進め方

国際医療福祉大学成田病院 感染制御部 桝田浩司

ライブ配信1

<日時>

2023年12月17日(日)PM1:30~4:00(予定)

<講師・パネリスト>

・市立伊勢総合病院 内科・総合診療科 谷崎隆太郎 先生

・あいち小児保健医療総合センター 総合診療科 伊藤健太 先生

・駒込病院 感染症科 福島一彰 先生

・しらかば診療所 院長 井戸田一朗 先生

ライブ配信2

<日時>

2023年12月24日(日)PM1:30~4:00(予定)

<講師・パネリスト>

・大阪大学医学部附属病院 感染症内科・感染制御部/大阪大学 大学院医学系研究科 感染制御学 忽那賢志 先生

・国立感染症研究所 細菌第一部 第四室 川端寛樹 先生

・愛媛大学大学院医学系研究科 血液・免疫・感染症内科学(第一内科) 末盛浩一郎 先生

・長岡赤十字病院 総合診療科 児玉文宏 先生

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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