京都観光

事前予約制の「京都迎賓館のガイドツアー」に当日受付でふらりと参加してきました

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「迎賓館」というと、東京にある白い洋風の建物を思い浮かべる方が多いと思います。

実は京都にも迎賓館があるのをご存じでしたでしょうか?

その名も「京都迎賓館」そのガイドツアーに参加してきたのでご紹介します。

京都迎賓館

東京にある迎賓館が「赤坂離宮迎賓館」

それに対して京都にあるのは「京都迎賓館」です

場所

京都迎賓館があるのは京都御苑の中です

先日ご紹介した、京都仙洞御所のすぐ近くです

京都御苑の中の事前予約制「京都仙洞御所」に当日受付で拝観してきました京都御苑の中にある「仙洞御所」 正式名称は「京都仙洞御所」 宮内庁が管理をしていて、事前予約制で無料で拝観することができます...

拝観方法

ガイドツアーと自由散策があります

ガイドツアー実施時期は自由散策はできません

ガイドツアー

ガイドツアーは2000円で90分かけて説明&館内を案内してもらえます

事前申し込み制ですが、予約に空きがあれば当日でも参加できます

当日参加の方法

当日参加をするには、清和休憩所に直接出向いて受付する、です。

9時15分くらいに受付所が空きます。

予約済みの人の受付が終わった時点で、空きがあれば受け付けてもらえます

私は当日受付の先頭&空きがあったので、9時30分からの回に参加しました。

清和休憩所は結構きれいで、お手洗いや自動販売機、コインロッカーもあります。

ガイドツアー

清和休憩所でビデオを使った事前説明を受けます

そのあと、15人ぐらいに分かれてツアー開始です

休憩所にあった模型の、右側のあたりを今回見学できます。

注意点

  • 手荷物検査があります、金属製の物は外しておきましょう
  • 靴を脱いでの見学になります
  • 写真はOKですが、フラッシュや動画は禁止です

では見学したところをご紹介します

玄関

ここが玄関 手で削り出された一枚の岩が敷き詰められています

さっすが、豪華

左側にあるのが、靴を入れるロッカーです

車いすも用意されていたので、足が悪い人でも見学ができるのかもしれません

聚楽の間

いわゆるロビー

京指物を使った布地を使った椅子

その間にあるのが

上は竹工芸の花かご(実際に花が生けられるらしい)

下の台には螺鈿があしらわれています

夕映えの間

この夕映えの間は、お茶会に使ったり、晩餐会の待合に使われるそう

入って左側にあるのが、「比叡月映」

反対側にあるのが、「愛宕夕照」

それぞれ、比叡山がある東側、愛宕山がある西側に設置されているそう。

これ、なんと、綴織で織られています。

龍村織物が作成したそうです

そして、この絨毯も緞通という特殊な織物です(触ることはできませんでした)

この夕映えの間からは庭園を眺めることができます

藤の間

続いて向かったのは、京都迎賓館で最も広い藤の間

晩餐会で使われる部屋です

テーブルセッティングが再現されていました。

使っている食器は日本の有名メーカーでした(そりゃそうか)

この部屋の装飾もすごい!

こちらも綴織で39種類の草花が織り込まれています

こちらは川島織物が作成したそう

桜のところをアップ

下に置かれている机?も美しかったです

他にもきれいな舞台扉や御簾が置かれていました

桐の間

和食を提供するための空間が桐の間です

掘りごたつ式になっています

畳の真ん中に線が入っていますが、これは目の詰まった畳が使われているからだそう(へぇー)

机は木をつなぎ合わせて、つなぎ目がわからないように漆を塗ってあるもの

座椅子の背にある桐の蒔絵は、葉や花の色調が少しずつ異なっていて同じものはないそうです

庭園

建物の真ん中には庭園があります

池に泳いでいる錦鯉は、新潟県の山古志村からやってきたそう

右側にある木は枝垂桜で、春はとってもきれいなんだろうな、と思いました。

池の真ん中には橋が

天井は船底天井になっていました

そして、上の写真で右奥には和舟(わせん)が

この船にのって、船頭さんが竹竿で船を捜査して舟遊びをすることもできるそうです。

他にもすばらしい装飾、お庭がありました。

説明もしっかりしてもらえて楽しかったです

申し込み方法

申し込みはネットで前日の12時まで可能です

詳細はこちらをご覧ください

〇京都の離宮とか御所を紹介したムック本です


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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