奈良の観光地「ならまち」にある和菓子屋さん「樫舎」
寺社仏閣にもお菓子を納めているお店です。
その樫屋さん、時間限定で和菓子のコースを提供しているのをご存じでしょうか?
今回出かけてきたのでご紹介します
萬御菓子誂處 樫舎(かしや)
お店は近鉄奈良駅から歩いて10分ほどのところにあります
こじんまりとしたお店で、1階では販売、1階と2階でイートインもされていました。
今回の和菓子コースは1階奥のカウンターでいただくことができます。
6人座って満席のカウンター。
私たち以外はみなさん東京から来られていました。
知らずにきましたが、人気のお店なのですね。
和菓子のコース 3300円
今回の和菓子のコースではお菓子を4種類、飲み物を5種類おまかせでいただくことができます。
目の前でご主人が作ってくださるのを見ることができます。
その間、ご主人がずっとお話をしてくださるので、和菓子のいろいろなことに詳しくなります。
提供された順番にご紹介します
落雁
最初に提供されたのが落雁(一番最初に出てきたお茶はきれいな写真が撮れず)
整列する様子が美しい
鹿の形をしていました
きなこの風味がしっかりあり、口のなかでほろほろと崩れておいしかったです
紫陽花のきんとん
続いては紫陽花のきんとん
きんとんが細かい!
伊勢のつくね芋を使っているので、乾燥しないのだそう
きんとんって食べるときにボロボロしてしまうのだけど、このきんとんは全然崩れませんでした
中の餡もおいしかったです
お抹茶
きんとんと一緒に提供されたのがお抹茶
お茶会でも、甘いお菓子の後に出てくるなぁ、こんなおいしいお菓子でお抹茶いただけるなんて幸せ、と思いながらいただきました
わらび餅
コース開始時に水にひたされた蕨粉
目の前で練り上げて、餡をくるんで、わらび餅ができあがっていきます
最後にきなこがふりかけられて完成
うつくしい~
断面がこちら
覆っているお餅は柔らかくも弾力があり、中の餡もおいしかった
ご亭主曰く「蕨粉が少しでも入っているとわらび餅は黒くなる」そう
ほとんどのお店の「わらび餅」は蕨粉が入っていないんだなーと思いました
コーヒ
奈良の焼き物赤膚焼(あかはだやき)のコーヒーカップで提供されました
こだわりのフィルターを使ってドリップされたコーヒーだそうです
その時々で豆の種類を変えているそうです
最中
一緒に行った人曰く「賞味期限15秒の最中」
皮が薄いので、すぐに食べるのがおいしさの秘訣だそう
なので、写真はお互い撮りあいました
本当に小さな一口サイズの最中
餡もおいしいし、皮もパリッとしているしおいしかったです
この餡、ガラスの器に小豆とお水を入れて湯煎で作っていました
お鍋に入れると焦げ付かないように見ていないといけないから、少量だと湯煎という方法もありだな、と思いました
最後のお茶
最後にはお茶が2種類
右側は普通の番茶でした
左側は馬上杯に入っていました
トータル2時間ちょっとの和菓子フルコース
一緒になった方たちが器やお菓子に詳しくて、ご亭主のお話を聞いているのも楽しかったです
お菓子が本当においしかった!
また機会があれば出かけてみたいです。
「樫舎」さん、お店の公式サイトはこちらです
〇奈良のおいしいお店が掲載されています
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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