2024年1月下旬、南岸低気圧で日本海側で雪が積もった後の週末に、ガイドさんと一緒に焼岳に登りました
この山に登ることになった理由は、2023年11月に立山に出かけたけれど、お天気が悪くて山に登ることができませんでした。
「このままだと、私今シーズン雪山に登るチャンスがない!」と思い、ガイドさんに「私でも行ける、日帰りできる山にガイドをしてください」とお願いして、焼岳に決まりました。
私は何年も前に、夏に上高地から日帰りで焼岳に登っていますが、中の湯からは登ったことが無かったので、中の湯ルートから登ることもできて2重の意味で楽しみです。
というわけで出発したのは中の湯温泉
中の湯温泉は、昨年(2023年)にモンベルの上高地スノーシューツアーで宿泊しています。
今回は松本駅に宿泊したので中の湯には宿泊はしていませんが、事前に予約をして駐車場を使わせていただきました。
それ以外でも、100円のチップ制で旅館のお手洗いを利用でき、800円で日帰り温泉も利用できます。
2024年1月 焼岳登山
ということで出発!
ガイドさんと一緒なのと、歩くことに一生懸命だったので写真は多くはありません。
まずは樹林帯
中の湯からスタートしてすぐに、林道に合流します
ここから穂高が見えました
この日はお天気が悪くなる予報だったので、今の段階であっても穂高を見ることができてうれしい
そこからしばらくは樹林帯の中です
風がさえぎられるのであたたか、歩き始めてすぐに中に来ていた衣服を脱ぎました
樹林帯の道はそれほど急ではありません、だらだらと登り、ところどころは平たんな道もあります
何か所か下っているところがあった、ということを帰り道(ここでは登り道)で気づきました
出発の時点からアイゼンを付けている人もいましたが、私たちはツボ足で歩きました
この日はたくさんの人たちが私たちよりも前に歩いていたので、整地されていてとても歩きやすかったです。
焼岳が見えた!
樹林帯を抜けて、開けた広場に到着
ようやく焼岳が目の前に見えてきました
右側が北峰、今回向かうのは左側に見える南峰です
二つの峰の間ではなくて、南方を左側からぐるっと回りこむようなイメージで登ります
ここからが急坂になるので、アイゼンを装着
ピッケルは閉まったまま、ダブルストックで白い道を黙々と登ります
ここで風が強くなってきました。
斜面が急で、慣れていない私は立ち止まってフードをかぶったりできませんでした。
装備などを見直すのはこの急坂を歩き始める前がお勧めです
まだこの時点では振り返ったら霞沢岳が見えていました
急坂を登ったところで少し平らなところがあり、ここで最終休憩
この後の斜面は、西風をもろにうけるので、雪がクラストしていてシュカブラもできていました
雪がこれまでの道よりも固くなっているので気を付けながら進みます
この時点では天候も悪くなってきていて、周りの景色は見えず、山頂はガスの中にうっすら見えている程度でした
真っ白な山頂・・・
ゆっくりと歩きながら、最後ちょっとした岩場のところを乗り越えたら山頂
晴れていたら穂高など北アルプスの山々が見えるはずの山頂ですが、私たちが到着した段階では真っ白でした
山頂は風も強いので、写真をとったらすぐに下山です
気を付けながら下山
山頂の近くのちょっとした岩場のところは後ろ向きに慎重に下ります
一度平らなところに出て、そのあとも急な傾斜のところをゆっくり下山このあたりでほかのグループからどんどん抜かされていき、私たちが最後となりました
急な斜面ではありましたが、このあたりは雪が柔らかいので「転んでも停止するから大丈夫」とガイドさんが言ってくれたので安心して歩くことができました。
この斜面を下りたところで、アイゼンを外しました。
結局ピッケルは使いませんでした。
アイゼンを外した後は、歩きかたができていない私はつるつる滑ってしまいました。
ところどころ尻セードを使ってショートカットしながら下山しました。
実は、メンバーの中に調子が悪い人がいました。
何回もガイドさんのツアーに参加している人ということもあり、様子を見ながら無事登って下りることができました。
ゆっくり歩いてもらったおかげで、私もそれほど疲れることはなく下りてくることができてよかったです(下りでは滑るし、翌日しっかり筋肉痛にはなったけれど)
というわけで、何とか中の湯から焼岳を往復することができました。
家に帰るまでが山登り
帰宅は、平湯温泉からバス→高山→名古屋→京都 で帰るつもりでした
が、平湯温泉からのバスが遅れ、乗りたかったワイドビューひだ、そのあとの在来線にも乗れず
名古屋までの高速バスはすでに予約で満席で乗れず・・・
高山駅で2時間以上待ち、ワイドビューひだで帰宅しました
公共交通機関で名古屋や関西からこのエリアに出かける人、平湯温泉からのバスは遅れることを前提に予定を組むことをお勧めします。
今回の工夫
前回立山室堂に出かけたときは一瞬で眼鏡やサングラスが曇って怖い思いをしました
今回は前回の反省を生かしてコンタクトレンズにしました
前回よりは穏やかな状況でしたが、サングラスも曇りにくくて楽でした
これから日帰りの雪山の時はコンタクトにしてみようかな、と思っています。
〇雪山の写真見てるだけでも楽しいですよねぇ
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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