2022年の8月上旬に北八ヶ岳を歩きました。
前回は、麦草峠から歩いて高見石小屋で揚げパンを食べるところまでをご紹介しました。
今回は第2弾、黒百合ヒュッテに泊まるまでの記録です。
揚げパンを食べて、パワーチャージした後は、宿泊予定の黒百合ヒュッテまで歩きます。
時間はもう午後1時を回っています。
お天気もあまりよくないなか、この時間から新たな行動を開始するのは気が引けますが、天気が持つことを信じて歩きます。
黒百合ヒュッテへ
が、あいにくのお天気・・・
灰色の雲がたちこめてどんより・・
中山展望台もこの通り
強風が吹きつけていました
遠くにうっすらと硫黄岳が見えます
中山峠までくると、天狗岳方面も見えました。
この時は「明日きっともっと風景が見えるんやろうけど、せっかくやから写真撮影しておこう」というくらいの気持ちでした。
思い返せば、翌日は真っ白だったので、この時写真を撮っておいてよかったです。
八ヶ岳の特性上、こういう時でも東側の方は晴れています。
この後、黒百合ヒュッテでご一緒した方によると
とのこと。
お天気って不思議ですねぇ。
ともかく、雨に降られることもなく、4時過ぎに小屋に到着することができました。
黒百合ヒュッテは改装中
いつか泊まってみたい人気の山小屋、という認識だった黒百合ヒュッテ。
雑誌やテレビとかでも取り上げられていてきになっていました。
私がおとづれた2022年はなんと!改装工事の真っただ中。
たてられてから時間が経過して、基礎が古くなってきているそう。
営業をしながら、小屋を半分ずつ改修しています。
なので、小屋の中の様子が分かる写真は撮影しないでください、ということでした。
今回載せている写真は撮影OKと言われたところのみ撮影しています。
お部屋
いくつか個室があるようで、1部屋4000円で利用できるようでした。
一人で利用している人もいて、「4000円は安いもん」とのこと、かっこいい~
私は大部屋で、1フロアに3つお布団をひいていました。
スタッフの数が足りないのか、お布団への案内は一斉でした。
決められた時間まではお部屋に入ることができません。
それまでは外か談話室で過ごします。
リュックなどの大きな荷物も大部屋の人はもって上がることができません。
指定された時間にその場にいた人から、好きなお布団の場所を選ぶことができました。
早く小屋に到着していても、部屋案内の時間を忘れてそとにいると、良い場所を選ぶことができないので要注意。
大部屋は2階と3階がありましたが、3階は天井が近いみたい。
2階も、特に仕切りがあるわけでもなく、階段そばのお布団だと人がそばを歩くので落ち着かないかも。
私は、2階奥というベストポジションで眠ることができました。
お料理
黒百合ヒュッテはビーフシチューが有名なようです。
私が訪れた2022年夏は、夕ご飯での提供はありませんでした。
立ち寄りでは食べることができるようで、10時から提供しているようでした。
夕ご飯
今回はハンバーグ。
ご飯とお味噌汁はお代わりOK
美味しくいただきました。
工事中とのことで、工事の関係の方もこの食堂で食事をされます。
普通の山小屋だったら「食事のあとは食堂でまったり」ができますが、この年の黒百合ヒュッテはできませんでした。
その代わりというか、食堂にあるマンガや雑誌を大部屋にまでもっていって読むことができました。
山のマンガや雑誌もあるので、寝転がって読みました。
朝ご飯はこちら
朝ご飯も品数豊富で、お味噌汁とご飯はお代わりOKでした。
美味しかったです。
次回は、2日目の様子です。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇八ヶ岳を歩くときに必携の地図です