毎年3月に京都で上演されている文楽京都公演。
開催されたのは今年も京都府立文化芸術会館です。
今年もAプログラムとBプログラムと見てきました。
前回はAプログラムをご紹介したので、今回はBプログラムをご紹介します。
今年は昨年文楽座150周年
京都文楽公演のいいところ一つに解説があります。
今年は文楽を上演している団体「文楽座」の150周年ということでその解説がありました。
記念のパンフレットも無料で配布されていました。
わざわざお金を払って勉強はしないので、こういう資料があるのはありがたいです。
世襲制じゃない!実力勝負の文楽
文楽は世襲制ではなく、2年間の研修制度があるそうです。
研修がないと存続できないという側面もあるのでしょうが、多くの人に門戸が開かれているのは素晴らしいと思いました
Bプログラム 団子売り
団子売りの夫婦が音楽に乗って踊る演目
それをお人形でするからすごい。
まだお花見の季節には早いけれど、春を感じる演目で頭を使わず気楽に見ることができました。
Bプログラム 菅原伝授手習鑑 寺入り 寺子屋
これまでも歌舞伎を含めて何度かみたことがあります。
見るたびに「死んでしまった元上司への恩より重い人の命があるのかな」とモヤモヤする演目です
たぶん、普通の人は親子の思いに感動するのでしょうけど・・・
少し前に舞台となった寺子屋の跡地に出かけたので
「籠で来てるけど、あの坂のぼるの大変やろうなぁ」
「いろんな街道が交わってるから、見張るのも大変やろうなぁ」
と余計なことが気になりました。
今回みて、心に残ったのは8歳の子供が言った「一日一文字覚えたら一年で360文字覚えることができる」という言葉です
こんなふうに日々生きているかなぁと自分のことを振り返ってしまいました。
また文楽観たいなぁ。
来年の開催も心待ちにしています。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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