グルメ

【京都・下鴨】一軒家のフレンチレストランmiddleで味わう発酵と余韻のコース|桜島大根、甘鯛、無角牛、玄米粥(2026年2月)

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下鴨エアリアにあるフランス料理屋さんmiddleを訪れました。

2021年にオープンしたお店です

お店があるのは鴨川沿い、北大路駅からもほど近いところにある落ち着いた場所にあります。2026年2月下旬の晴れた日に訪れました

middle

お店は元イタリア領事邸宅を改装した店舗です

最初は、ここが本当にお店?と思って少し戸惑いました

門をくぐると

立派な玄関

何処から入るのかな?とうろうろしていたところ、目の前の扉が開いてスタッフさんが迎えてくれました。

自動扉だったようです

階段を上がったところにダイニングルームがあります

やさしいピアノの音楽が流れる空間で、木を使ったテーブルや椅子はゆったりとしていて、座席の配置にも余裕があります。お店に入った瞬間から、肩の力が抜けるような落ち着いた雰囲気でした。

menuはランチもディナーの区別のない1種類です

lunch dinner ¥22,000

以下出てきた順にご紹介します

最初にいただいたのは、北海道・ドメーヌ・タカヒコのピノ・ノワールの葉や茎を使ったお茶。少し渋みがあって、久しぶりに感じる味覚でした。ドメーヌ・タカヒコは北海道余市町登地区のワイナリーで、ピノ・ノワールを中心に栽培と醸造を行っています。


最初のお皿は桜島大根。

大根を水で炊き、最後に鰹出汁を含ませたような仕立てで、そこにツキノワグマのお肉が合わせられていました。脂に甘さがあって、上には発酵させた大根おろしと実山椒。酸味と辛味がどちらもあって、印象の強い一皿でした。器がとても軽くて驚いたのですが、韓国の作家さんによる木の器だそうです。

続いてはフィンガーフード3種

生ハムの中にはブルーチーズ。鮒寿司は、菊芋を薄くスライスしたフリットに挟まれていて、鮒寿司が苦手な人でも食べやすそうな仕立てでした。もう一つは、野菜のほろ苦さとカラスミの塩気、オイルのコクが合わさったもの。ここまで食べただけでも、シェフは発酵や複雑な味の組み合わせがお好きなのかな、という印象を受けました。

お造りは伊勢のヒラメ。


キャビアとオリーブオイルを、薄く切られたヒラメで包むようにしていただきます。旨みがしっかり詰まっていて、とても美味しかったです。

パンはまずブリオッシュ。


バターの甘い香りがふわっと広がって、ひと口ちぎるととても軽やか。ふわふわしていて美味しくて、つい食べすぎそうになりました。

続いてのスープは月光百合根


そこにバイ貝、トレビス、クスクス、青りんごが合わせられています。バイ貝の弾力、クスクスのもっちり感、青りんごの歯応えがそれぞれ違っていて楽しい。スープ自体もとても美味しかったです。

魚料理は甘鯛


たっぷりの毛蟹と、フランス産のホワイトアスパラガスが添えられ、ソースは2種類。ひとつは発酵きゅうりを使ったタルタルソース、もうひとつは醤油麹を使ったウスターソースでした。私は発酵きゅうりのタルタルソースが特に好きで、さっぱりしていて、甘鯛や毛蟹の味を邪魔せずに引き立てていました。

ここで2つ目のパン、カンパーニュ


ハーブのサワークリームとバターが添えられていて、このサワークリームがとても美味しかったです。

次は玄米のお粥


発酵トマトと米麹、そしてホタルイカ。玄米とホタルイカのぷちぷちした食感が面白く、トマトの酸味も効いていました。味の説明が難しいのですが、発酵のやわらかな旨みが全体をつないでいたように思います。

肉料理は無角牛(山形)


添えられていたのは、山田ファームの桃山大根を使った自家製たくあん。昔は桃山大根を使うのが正式な沢庵だった、というお話も印象に残りました。牛肉は炭火焼きで、ソースにはモリーユ茸やささくれひとよたけをソテーしたものが使われていたようです。お肉と沢庵を交互にいただくと、それぞれの良さが際立ちました。

このあと、別料金のチーズも提案されました。私以外の方は頼まれていて、皆さんすごいなあと思いながら見ていました。

デザートはスフレと焼きレモンのアイス


出来たてのスフレにスプーンを入れると、しゅっと音がして、それだけでも嬉しくなります。焼きレモンのアイスは果肉も入っていて、さっぱりしていました。

最後の飲み物は、コーヒー、ハーブティー、京番茶から選べました


この日は海外からのお客さんも来られていましたが、スタッフの中にも海外出身の方がおられ、シェフも英語で説明されていました。料理だけでなく、お店全体の空気も含めて、静かで心地よい時間でした。

全体に、発酵や酸味、食感の重なりが印象に残るコースでした。
強い味で押すのではなく、いろいろな要素を重ねながら静かに印象を残していくようなお料理で、middleらしさを感じました。また季節を変えて伺ってみたいです。

〇お店の公式サイトはこちらです

〇Casa ブルータスの4月号は京都の建築です


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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