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【京都国立近代美術館】「モダン都市生活と竹久夢二」へ|竹久夢二のイメージが変わった展覧会

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少し間が空いてしまいましたが、またブログを更新していこうと思います。

今回は、6月に京都国立近代美術館で見てきた「モダン都市生活と竹久夢二―川西英コレクション」のことを書きます。

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館で開催されていた「モダン都市生活と竹久夢二―川西英コレクション」に行ってきました。

竹久夢二というと、私にとっては、可愛らしい女性、特に着物を着た女性を描く画家というイメージが強くありました。けれども、実際に展覧会に出かけてみると、その印象はかなり変わりました。会期末が近いタイミングでしたが、行ってみて良かったです。

モダン都市生活と竹久夢二―川西英コレクション

私が出かけたのは6月の平日です。会期末ということもあってか、会場はしっかり賑わっていました。女性のお客さんがやはり多かったですが、海外の方も来られていて、それが少し意外でした。竹久夢二は海外の方にも知られているのですね。

うれしかったのは、館内のほとんどの作品が撮影可能だったことです。気になった作品を写真に残しながら見られたので、あとから振り返りやすく、とてもよかったです。撮影可能作品が多い点も、この展覧会の見やすさにつながっていたように思います。

最初に目に留まった作品

最初に目に留まったのが、《セノオ楽譜 No.44 蘭燈》でした。竹久夢二は、絵だけでなく、本や雑誌、楽譜、ポスターなども多く手がけていたそうです。

この作品には着物姿の女性が描かれてい芸者さんのようにもます。芸者さんかな?後ろに男性もいますね。ほかの作品でも感じたのですが、描かれている人がどこを見ているのかが伝わってくるものが多かったように思います。

続いて印象に残ったのが、《セノオ楽譜 No.157 庭の千草》です。

こちらは男女が描かれた作品で、二人が見つめ合っているような空気が感じられました。特に女性の目が印象的でした。可愛らしいだけではなく、人物どうしの感情まで見えてくるような感じがしました。

色づかいが新鮮

会場内には、竹久夢二が描いたモチーフを大きく引き伸ばした展示もありました。きのこやわらびのような植物の図柄が大きく使われていて、それもまた新鮮でした。

もうひとつ印象に残ったのが、マッチのラベルのような図柄の作品です。

色づかいがとてもきれいで、今見ても本当におしゃれでした。海外からの来館者の方も熱心に写真を撮っていて、この作品の新しさは今見ても十分伝わるのだなと思いました。

この図柄はミュージアムショップでマスキングテープや一筆箋にもなっていて、思わず買ってしまいました。できれば手ぬぐいもあればもっとよかったのですが、それでも十分うれしいグッズでした。

ポスターも素敵

もうひとつ強く印象に残ったのが、《ポリドール・レコード ポリファー式電気吹込 5月新譜》です。

こちらも色の使い方が独特で、ぱっと目を引きました。

先ほどのマッチの図柄もそうですが、今回の展覧会を見ていて思ったのは、竹久夢二は「女性を描く画家」というだけではなく、デザイン感覚がとても鋭い人だったのだということです。今見ても古く見えない、むしろ新鮮に見える作品がたくさんありました。竹久夢二のイメージが少し変わったのは、このあたりの作品を見たことが大きかったように思います。

千代紙も可愛い

会場内には竹久夢二の作品だけではなく、関連する同時代の作家や、影響を受けた画家たちの作品も多く並んでいました。

その中で可愛いと思ったのが千代紙です。作者不詳として展示されていたものもありましたが、とても細かくて、桜の模様だと思うのですが細かな意匠まできれいに作られていました。

今なら印刷で均一に作れるものかもしれませんが、こうして手仕事で作られたものには、少しずつのずれや揺らぎがあって、それがまた味わい深いと思いました。

見ているうちに、子どもの頃に家にあった千代紙のことを思い出しました。こういうものまで展示されているのも面白かったです。

ミュージアムショップも楽しかった

最後に1階のミュージアムショップにも立ち寄りました。この展覧会にちなんだオリジナルグッズもいろいろ並んでいて、見るだけでも楽しかったです。

1階のミュージアムショップは、展覧会のチケットがなくても入ることができるそうなので、気になる方はショップだけでものぞいてみると面白いと思います。

また、この展覧会に入るとコレクション展もあわせて見ることができました。そちらもかなり充実していたので、せっかく行かれるなら一緒に見て回るのがおすすめです。

まとめ

竹久夢二というと、可愛らしい女性を描く画家という印象を持っていましたが、今回の展覧会では、それだけではない面白さをたくさん感じました。人物の目線の描き方、色づかいの新しさ、ポスターや楽譜のデザインの美しさ。思っていた以上に幅広い表現をしていた人なのだと知ることができました。

会期末が近いタイミングでしたが、出かけることができて本当によかったです。竹久夢二のイメージが少し変わる、そんな展覧会でした。

〇まさに今回の展覧会のようなテーマの書籍です


〇展覧会のサイトです

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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