京都観光

【祇園祭2026】鉾建てが始まった京都を早朝散策|長刀鉾・函谷鉾・菊水鉾と御手洗井

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7月に入ると、京都の街中では祇園囃子が鳴り響きます。そしてこの週末から鉾建てが始まりました。

まだすべての鉾が完成しているわけではないと知っていましたが、今しか見ることのできない様子を見に行ってきました。

2026年7月12日の記録です。

長刀鉾

祇園祭の先頭を飾る長刀鉾は、とても人気のある鉾です。私もまず最初に向かいました。

私が訪れたのは朝5時台でしたが、すでに警備の方がおられ、写真撮影に来られている方も私以外に何人かいらっしゃいました。

私はいつも完成した長刀鉾しか見たことがなかったので、このように鉾建ての途中を見るのは初めてです。

近くで見て驚いたのは、鉾の内部にも美しい装飾が施されていることでした。特に天井には夜空を思わせるような装飾があり、とても印象的でした。

また、破風の後面には小鍛冶宗近が神剣を鍛造れしている姿が彫刻されています。

前面には、二人の舞人が矛を持って舞う様子が立体的に彫刻されていました。

完成した姿ではなかなか気付かない細かな装飾まで見ることができました。

函谷鉾

続いて向かったのは函谷鉾(かんこぼこ)です。

函谷鉾は大きな鉾で、巡行ではギシギシと音を立てながら進む姿がとても迫力があります。

こちらも内部の装飾が美しく、完成前だからこそ細かな部分までじっくり見ることができました。

菊水鉾

途中、月鉾の様子も見学しながら

最後は菊水鉾へ向かいました。

今年初めて気付いたのは、菊水鉾の車輪に「菊水鉾」と刻まれていたことです。

鉾が完成した後は豪華な懸装品や装飾に目がいってしまいますが、鉾建ての途中だからこそ、このような細かな部分にも気付くことができたのかなと思いました。

御手洗井

烏丸通と蛸薬師通の交差点から少し北へ行ったところには、祇園祭の期間だけ公開される御手洗井(みたらしい)があります。

この井戸は、御手洗町の町名の由来となった井戸です。普段は木柵で閉ざされていますが、祇園祭の期間だけ公開されます。

一般的には7月15日頃から公開されることが多いようですが、私が訪れた日にはすでに開かれていました。

井戸の上には榊が供えられていて、静かで神聖な雰囲気です。

この場所には、かつて祇園御旅所があったと伝えられています。きれいな水が湧くことから、祇園社(現在の八坂神社)へ供える神水として使われていたそうです。

その後、織田信長が御旅所を現在の四条寺町付近へ移した際、この井戸だけは名水として残され、祇園祭の期間だけ公開するよう命じたことが、現在まで受け継がれていると伝えられています。

また、昔の人々は、この井戸の水が八坂神社へ通じているとも信じていたそうです。

本来の公開時期より少し早い時期でしたが、ありがたい気持ちで手を合わせて参拝してきました。

行ってみた感想

祇園祭というと、豪華に飾られた山鉾巡行や宵山を思い浮かべる方が多いと思います。

でも、完成前の鉾建てを見学すると、普段は見えない内部の構造や細かな装飾を見ることができ、新しい発見がたくさんありました。

早朝の京都は人も少なく、祇園囃子を聞きながらゆっくり歩く時間もとても気持ちがよかったです。完成した山鉾を見る前に、鉾建ての様子を見学してみるのもおすすめです。

〇イラストでよくわかる祇園祭の本です


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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