無料でセミナーやe-ラーニングで学ぶことができるサービスがいくつかあります。
今回は、臨床医学のもろもろや、感染症について学べる3つのサービスをご紹介します。
どれも、アカウント作成が必要ですが、無料で学べるものです。
特に医学生、研修医の先生におすすめです。
薬剤耐性(AMR)対策 eラーニングシステム
国立国際医療研究センターが運営している、AMR臨床リファレンスセンター。
感染症のサーベイランスを行ったり、医療従事者への教育などを行っています。
こちらの、薬剤耐性(AMR)対策 eラーニングシステム に登録すると、過去に開催されたセミナーについて繰り返し学ぶことができます。
以前こちらのブログでもご紹介した、「かぜ診療ブラッシュアップコース」も見ることができます。
https://parallel-careers.com/study-23/1420/
他にも「一類感染症オンライン研修会」「感染症ベーシックレビューコース」などいくつかのコースがあります。
ログインしないとどういうコースがあるか確認することはできません。
メールアドレスや名前などの個人情報の登録が必要ですが、職種の制限はないので関心のあるかたは一度覗いてみてください。
CDSオンライン勉強会
「今日の問診票」などの医療支援サービスを提供している、プレシジョンメディスン。
月1~2回のペースで「CDSオンライン勉強会」という勉強会を開催しています。
テーマは感染症や、小児診療など様々なテーマで、専門家の先生の講義を聞くことができます。
大阪大学の忽那先生による新型コロナウィルス感染症の勉強会はかなり人気です。
主な対象は初期研修医とのことですが、医学生の人でもそれ以外の医療職種でも申し込むことは可能です。
直近では
2022年4月17日日曜日の19時から天理よろづ相談所病院の佐田竜一先生による「感染症を極める」という講義が予定されています。
申し込み方法はPeatixというオンラインイベント決済サービスを通じて行います。
メールアドレスや名前などの個人情報の入力が必要ですが、毎回とても勉強になるので関心がある方は一度見てみてください。
ドクターズプライム「医師の勉強会」
救急車のたらい回しをなくす、というポリシーで医師の非常勤先の紹介業務を行っている「ドクターズプライム」
今年に入り、無料のオンライン勉強会「医師のべんきょうかい」を開催しています。
テーマは幅広くて、CDSオンライン勉強会に比べると「いろんな人が発表しているなぁ」という印象です。
同じ日に複数の勉強会が開催されることもありますので、自分の関心のある先生や内容をつまみ食いする感じで参加してみてもいいですね。
入江 聰五郎先生のバイタルサインの勉強会は、とても勉強になりました。
過去の勉強会の内容も記事の形で掲載されているので、復習したり見逃したものを勉強するのにも使えます。
こちらもメールアドレスや名前の登録が必要ですが、一度見てみてください。