仕事が進まないとき、ビジネス本や自己啓発本を読みたくなります。
仕事の手は動かしていないのに、本を読むことで「賢くなった」という気持ちになれるからでしょうか。
本を読むことと賢くなることは同義ではないし、ましてや仕事をした(何かを生み出した)わけではありません。
でも、それができない自分を慰めてもらいたくて、本を読むのかもしれません。
ということで、今回は、そんな自分が慰められた書籍「Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」をご紹介します。
<書籍情報>
題名:Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
著者:クリスティーン・ボラス
訳:夏目大
「Think ○○」というタイトルの書籍は複数あります。出版社もばらばらなのでシリーズというわけではないのだと思います。おそらく、一番最初に出した「Think ○○」がヒットしたので、それをまねて後続が出たのだと思います。
何冊か「Think ○○」本を読みましたが、自分にとって一番よかったのがこの「Think CIVILITY」です。
本の帯には「礼節(礼儀正しさ)が大事」というニュアンスのことが書かれています。
これを見ると、「能力がない私でも礼節なら何とかなるかも」と思ってしまいます(えー能力を磨くこと、も大事ということはわかっておりますよ)
本の中には、メールやコミュニケーションなどビジネス本によくある場面での「礼節ある対応」について書かれているほか、「無礼な人に出会ったらどうしたらよいか」という「明日から使えそう」な内容が根拠を持って記載されています。
自分の心持ち(考え方や対応)で相手の対応も変わるし、気持ちよく仕事ができる、ということを強く思いました。
一度読んだだけでは忘れそうなので、本棚に残しておいて繰り返し読もうと思っています。
以上、ご参考になれば嬉しいです。