本日は、最近読んで面白かった書籍から「目標」と「目的」の違いや目標設定の考えかたについてご紹介します。
読んで面白かった書籍はこちら「みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと」です
基本的にはビジネス書なので、会社の状況を想定しています
ただ医療現場はチームで診療やプロジェクトを行うことが多いので参考になると思うのでご紹介します。
みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと
私が一番感銘を受けたポイントをご紹介します。
この内容が紹介されているのは本のほぼ最後の部分、前半部分も具体的な記載があってわかりやすいので関心のある人は見てみてください。
目的と目標の違い
目的と目標は似ていますが異なる概念です
特に、何かプロジェクトを行う時はこの違いを意識する必要があります
目的
目的は「何のためにこの仕事をするのか」
言い換えると、使命・理念とも言い換えることができます
目標
目標は「どこに六会ってこの仕事をするのか」
目的を見据えて、どこに向かえばいいのか、短期・中期の目標ともいわれますね
数値や期限を区切って話をすると分かりやすくなります
目的のほうが目標よりも上位の概念になるので
まず目的を決めて、それに基づいて目標を設定するといいです
例えば、オリンピック出場を目指しているスポーツ選手がいる場合
目的は「チャレンジを通して人間的に成長する」
目標は「オリンピックの代表になる」
となります
目標の設定の仕方
目的を目標に落とし込む必要があります
目標設定の際の方法として紹介されているのが「グ・タ・イ・テ・キ」を意識する方法です
グ「具体的」
目的や理念を実現するためにはどうすればよいか、具体的に考えます
タ「達成可能」
目標を設定するときには達成できそうな目標にするのが良いです
高すぎる目標はモチベーションを下げてしまいます
イ「意欲的」
意欲的に取りくむことができる目標を設定するのがよいです
意欲的に取り組める目標であれば、少し高い目標であっても達成できます
テ「定量的」
数値で測れる目標であれば、だれが見ても誤解なく理解できますし、目標までのどこまで到達しているのかも把握しやすいです
キ「期限付き」
目標には期限があることも大切です
機嫌から逆算して、どこまで達成できているのか、把握することができます
目的を見据えた目標設定を
つーむで活動する場合、目的と目標の両方を共有することが重要です
目的があっての目標になるので、何のためにその目標を達成する必要があるのか、そのことを共有することでチームとして進んでいくことができます
今回は目標設定について紹介をしました
この書籍にはチームとして目標を達成するために、リーダが部下にどう指示すればよいか、などが具体的に紹介されていました
分かりやすい書籍なので、また読んでみてください。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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