女性画家で美人画の巨匠 上村松園
現在、大阪中之島美術館で生誕150周年を記念した展覧会が開催されています
見に行ってみたいと思ってでかけてきました
沢山の作品が展示されていて、写真撮影OKのものも多くて楽しかったです

上村松園展 大阪中之島美術館
これほど一度に上村松園の作品を見るのは初めて
2024年に奈良の松柏美術館で開催されていた展覧会には行けなかったので、今回の展覧会に行くのを楽しみにしていました
撮影OKのものは多かったのですが、映り込みがあったりしてうまく撮影できず・・・
これはきれいに撮影できた!という作品をご紹介します
月蝕の宵
大きな屏風の作品

着物を着た女性が描かれていて美しかったです
しゃぼん玉
母親と小さな子供の作品

掛け軸の作品は装丁も美しい
アップにすると

小さな女の子の着物がかわいい
しっかり柄も描かれていて、長じゅばんの柄もかわいいです
待月
こちらも掛け軸の作品
月が昇るのを女性が待っています

後ろ姿だけですが、どんな表情をしているのかな、など想像が膨らみます

帯の柄とか着物の描き方がきれい

薄物の着物の柄まで描かれているのが素敵だな、と思いました
新蛍
私が好きな「どこかキリッとした表情」の女性の絵

上村松園は蛍の作品も多く描いたそうです
薄い緑色の着物に赤い博多帯がきれい
博多帯を締めたくなりました
松園が69歳の時の作品です
展覧会に行って気づけたこと
様々な年代の作品が展示されていました
一度に多くの作品を見ることができたので
ということに気づけました
題材も後年になると「草紙洗い小町」「静御前」など自ら動く女性を取り上げるようになってきます
最初のころの「普通の女の人」を取り上げた作品も素敵だけど、どこかキリッとした表情の女性の作品が好きなんだな、ということに気づけたのがよかったです
あと、この方は当時少ない女性画家でしかも腕がよかったこともありいろいろ苦労されたそうです
それでも一番身近にいたお母さんが彼女の才能を信じて応援してくれたそう
なんと恵まれたことでしょう、そしてそのお母さんもすばらしいな、などと思いました
お土産もあったよ
風呂敷とかいろんなグッズも販売されていました
自分のお土産としてかっちゃいました!
〇展覧会の公式サイトはこちらです
〇素敵な画集も出版されています
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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