大阪・関西万博に合わせて関西で開催中の国宝展
京都

奈良

に続いて、大阪市立美術館で開催されている「日本国宝展」に出かけてきました

日本国宝展 大阪市立美術館
改装のため閉館していた大阪市立美術館
この日本国宝展で展示再開となりました
沢山の国宝が展示されるので楽しみにしていました
チケットは事前に準備を
私が行ったのはGWの間の連休です
到着したのは午前10時30分ごろ
それでもすでに行列ができていました

右側が当日券を買う人の列
左側がチケットを持っている人の列
列としては、当日券を買う列の方が長かったです
インターネットでもチケットは購入できるので、事前にチケットを用意しておくのがおススメです
印象深かった作品
第1会場入る前からオーディオガイドを借りる列ができていました
で、会場に入ってみたら、そこでも長い列
その理由は、最初の展示が
洛中洛外図屏風
昔の京都の様子を緻密に描写している屏風です
そりゃぁ、じっくり見たいし、みんなゆっくりになるよねぇ
その次が
伊藤若冲の動植綵絵
これも細かくてじっくり見たくなる作品
この2つを最初に展示するとどうしても行列ができてしまうなぁ、と思いました
私は列にならんで、じっくり鑑賞しましたが、後ろからぱっと見ているだけの人も多かったです(私もこの後の作品ではそうしました)
刀剣
京都や奈良の展示と違って、刀剣が多く展示されていたのが印象的でした
わざわざ刀剣の展覧会を見に行かないので、新鮮
事前にTBSの「マツコの知らない世界」の刀剣特集を見ていたので
あぁ、柄にもサメ皮が使われていたり、細工がされているんだな、など見るポイントがわかっていたのでよかったです
金印の行列
5/7まで期間限定で展示されていた金印の行列がすごくて驚きました
金印があるのは展示室の一角なのですが、それを間近で見るための行列がずらーっとできていました
金印を見るまで1時間以上はかかっていたんじゃないかな・・・
私は昔九州に行ったときに見たことがあったので、行列には並ばず、その分他の作品をみました
みんな金印(印文「漢委奴国王」)というのは歴史の授業で習うから見たいですよね
小さいときに習ったことはみんな覚えているんだな、ということを実感しました
写真撮影OKの作品も
1つだけ撮影OKの作品がありました
薬師寺東塔の水煙です

東塔のてっぺんをかざっていたものです
飛天が登場していて、美しい作品でした
背後の壁に映る影も含めて美しかったです
展示方法について思ったこと
会期が始まって間がないときに行ったのでこれから改善されるかもしれないのですが
- どこにどの作品があるかわかりにくい
- 解説の数が少ない
- 解説が見えにくい
というのが混雑を助長していると思いました
スタッフさんは「どこからでも見ていただけます」と言ってくださいますが
作品名の掲示が下なので、どこに何があるかわかりにくい!
気になる作品だけ見たい人も、ひとまずどの作品があるか近づかないといけません。
解説も同じ、人の身長よりも上のところに掲示していただけると良いと思いました
あと、解説の数も少ない!
アイランド型の展示だと、裏側からも作品を見ることができるのですが、解説は1側面にしかないので、解説があるところに人が集中して流れが悪くなっていました。
あと、オーディオガイドの番号が見えにくく、作品のそばによってからようやくきける状態でした
上の方にオーディオガイドの番号を掲示していただけると、待っている間に聞くことができるので良いと思いました
大阪らしい景色
美術館の後ろから見えた景色がとても大阪らしかったです

庭園越しのあべのハルカス
私が行った日は隣の天王寺公園でイベントもしていて、大阪らしいにぎやかな雰囲気でした
〇展覧会の公式サイトはこちらです
土日祝日は時間指定予約が必要なので要注意です
展示替えもあるので、チャンスがあればもう1度行ってみたいと思っています
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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